下水道小口径管路へ更生管を挿入するさや管工法『ファイン工法』
裏込材の圧縮可能なポリエステル不織布を設置し、自立性能を有するねじ式継手付き硬質塩化ビニル管を油圧ジャッキにて押し込んで更生する
小口径の鞘管工法に分類される更生工法で、ポリエステル不織布を主体とした圧縮可能な筒状の弾性材料を既設管内に引込み空気圧で拡径させ、その中に工場で製造された硬質塩化ビニル製で自立性能を有するねじ式継手付き管を油圧ジャッキにて押し込んで更生します。 小口径の鞘管工法は、下水道管内の通水断面を確保する必要があるため既設管との隙間を確保することが難しい状況にあります。 本技術は、従来の充てん材に代わり工場二次製品であるFM材を使用することにより、さらに安定的な品質が確保されるとともに、充てん材施工時に必要となる養生期間を無くすことで、施工時間の短縮と施工性の向上が確保できる技術です。 【用途】 ●老朽化や破損した下水道管きょの再構築や長寿命化(Ø250 ~ 450) ●強度復元 ●浸入水に対する止水性の向上、掃流性の向上、耐食性の向上、木の根侵入防止、耐震性の向上
- 企業:東亜グラウト工業株式会社
- 価格:応相談