試料不均一性がモデル設計を支配する
本検討では,プローブ型ラマン分光法を用いて,インドメタシンα形/γ形の混合多形系における定量評価を行いました. 混合多形系では,結晶外形や分散状態の違いに起因する試料不均一性が避けられず,局所測定であるラマン分光では,その影響が定量値のばらつきとして現れることがあります. 本検討では,刻み条件の異なる複数の定量モデルを構築し,因子数依存性(PRESS)や定量性能指標(R²,SEC,SECV)を比較しました.その結果,定量精度は装置性能の違いではなく,目的とする精度や濃度域に応じたモデル設計に強く依存することが明確になりました. 本事例は,プローブ型ラマン分光を用いた結晶多形の定量評価において,「測れるかどうか」ではなく,「どのようなモデルを設計するか」が結果を支配することを示す一例です.株式会社テックアナリシス では,測定条件の最適化だけでなく,解析設計・モデル構築まで含めた実務的な支援を行っています.
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当社は、医薬品原薬の物性、固形製剤の構成粒子の分散状態の評価などの 研究開発分野から受入れ試験などの品質管理分野へ利用できる ラマン分光法を中心とした振動分光法を使った測定法、解析技術、試験法 (分析法)確立をハード、ソフト面から支援する企業です。 分析条件・試験法設定・バリデーションなどの構築のサポートをいたします。 ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。










