製造業に特化したIoTのパッケージです。センサーから通信、ソフトウェアまで一貫して提案しますので楽に低コストで導入できます。
●製造業の工場に特化したIoTソリューション 工場守は製造業の生産効率と品質の向上を目的に開発されたIoTパッケージです。 その設計は製造業の工場をリサーチし構築されたもので、生産性の向上に即利用できます。 使用するPCやデバイスは産業用IoT分野で多くの実績がある産業PCのリーディングメーカー、アドバンテック社製です。 ●パッケージだから導入が簡単 IoTに関するスキルやノウハウがなくても簡単なコンサルティングで導入でき、システム構築への労力や時間を大幅に短縮することができます。 ソフトウェアはゲートウェイマシンにロードされた状態で提供します。 ●シンプルなシステム構成 年式や仕様の異なる製造用マシンでも簡単な仕組みでほぼ一元管理できるシステムです。 エッジコンピューティングを採用し、PLCやセンサーからの情報をPC内で加工することによりシステム構成やセキュリティ対策などにシンプルに対応できます。 ●低ランニングコストでの運用 エッジコンピューティングにおいては大量のデータをクラウドへ送信することが発生しませんので、クラウド利用時も適切なコストで運用できます。
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基本情報
●センサー等 コンサルティングの後、工場に合ったものをご提案します。 ●システム (ソフト) エッジコンピューティングをベースに構築されています。PLCやセンサーの情報をPC内で加工管理しますのでセキュリティ対策などは容易に行えます。また、大量のデータをクラウドに発信しませんので適切な通信コストで運用できます。 制作はシステムインテグレーターとして1971年から活動している日本ラッド株式会社によるものです。 (ハード) 産業用PCのアドバンテック社製デバイスを使用します。タフな工場での使用に適しています。 ●アウトプット情報 生産数量、生産進度、稼働率、異常発生件数、設備別稼働状況(あんどん)、リアルタイム異常報告、異常履歴、時間別稼働状況分析、時間別非稼働要因分析、生産ピッチ、以上を工場全体、各ライン、各設備、各月、各日などに必要に応じ切り分けグラフや表で表示します。
価格情報
おおよそ300万円~ システムの規模により価格は変動します。
価格帯
500万円 ~ 1000万円
納期
※受注後約3~4ヶ月
用途/実績例
製造業向けとしてセンサーからソフトまでパッケージ化されたIoTソリューションは、いよいよ市場展開が始まった状況です。今後、簡単に導入できるメリットから多くの導入が検討されると思われます。 なお、当社ヤマシナは金属製品事業(ネジ製造業)を営んでおり、当社工場の2ライン合計100台の年式の異なる製造用機器をこの「工場守」を利用して2018年4月にIoT化いたします。(実証検討済)
詳細情報
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あんどん 工場の設備の稼働状況が色分けされ表示されます。 生産予定数、生産実績数、生産進度、稼働率、異常件数や異常の状況など一元表示されます。
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生産リアルタイムモニタ 現在時点の生産計画数や実績数などの生産進度、停止・待機・運転などの稼働状況、不稼動理由の内訳が表示されます。
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稼働情報分析 停止・待機・運転などの稼働情報が日など時系列で表示されます。同時に非稼働(停止理由)の内訳も表示されます。
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生産進度分析 (月次) 生産予定数と実績が表示されます。
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生産ピッチ分析 分あたり生産数と基準値を比較してグラフ表示します。
カタログ(2)
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企業情報
日本のねじ量産の黎明期である1917年に設立し、1949年に国内初の十字穴付ねじの生産に成功、1954年には政府要請によりタッピンねじの国産化に協力しています。 保有するねじ・ボルトのデータは20万点以上、これにより、様々な形状の製品を品質高く製造できます。 最近は、研究開発投資に力を入れ、呼び径6mm以上のタッピングボルトや、高強度アルミボルト、薄鋼板用タッピンクねじ、そして次世代を担うCFRP用のタッピンねじの開発を行っています。歴史におぼれることなく、革新的な技術開発に挑戦しています。