プロセス廃水からの有価物回収にBC膜濃縮! 蒸発濃縮から膜濃縮に発想転換⇢大幅省エネ実現! 新プロセス創出に是非ご検討を!
有価物の希薄な含有水を廃棄して有益な資源を無駄にしていませんか? 水溶液の蒸発濃縮は過大なエネルギー消費になることから、有価物含有水溶液の濃縮をあきらめていませんか? BC膜(*1)での濃縮であればエネルギー消費を抑えつつ、資源回収が可能であり、 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが視野に広ります。 対象物質がBC膜濃縮可能か、お気軽にご相談ください。 基礎検討から試験、試験機からスケールアップ実機まで、ご要望に応じて可能な限り並走させていただきます。 BC膜以外も、種々の水処理膜装置をラインナップに揃えています。 詳しくは、お気軽にお問い合わせください。 *1:BCはBrine Concentrationの略です。BC膜は、中空糸RO膜の「内」と「外」に原水を流して使う膜のことで、 膜の「内」と「外」の浸透圧差をなくし、「外」(濃縮側)に加える運転圧力が原水の浸透圧より低くても液を 濃縮できる膜です。 THS25241
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基本情報
【供給水条件】 1.濃縮対象 :無機・有機塩の水溶液、極性溶媒水溶液 2.流 量 :供給水 60kg/h~100t/h 3.濃縮条件 :供給水 ppmオーダー~ 濃縮水 10%~40% (濃縮対象の成分によります) 4.供給水基準:pH 3~8 水温 5~40 ℃ SDI15 (汚れ係数)4.0以下(コロイド、SS等の懸濁物質は前処理で除去が必要) 残留塩素:1.0 mg/L以下 【特長】 ・食塩水であればRO法の2倍以上の高濃度に塩分を濃縮※1 ・蒸発法に比べエネルギー消費を50%以上削減※2 ・非加熱のため溶媒の熱変性を抑制 ・FOでのドローソリューションは不要 ※1RO法、BC法とも7MPaの運転圧力で食塩水を濃縮する場合。 ※2食塩水6.7wt%(70g/L)を21.6wt%(250g/L)に濃縮する場合、機械式蒸気圧縮法(MVC)における蒸発量m3あたりのエネルギー消費量24kWhとの比較による。
価格帯
納期
用途/実績例
【用途例】 ・化学物質(無機塩、有機塩)(※3)の濃縮・回収 ・廃リチウムイオン電池からのリチウム回収 ・海水濃縮による製塩 ・排水中の有価物の濃縮・回収 ・極性溶媒(NMP、DMF、DMAC、DMSOなど)の濃縮・回収 ・廃水の減容化・ZLD ※3検討例としてはリチウムの他にニッケル、カリウム、モリブデン、アンモニウム、ギ酸の水溶塩などがあります。 【リチウム水溶液の濃縮例】 ・硫酸リチウム水溶液を25%まで濃縮の事例あり。 【NMP水溶液の濃縮例】 ・NMP水溶液を30%まで濃縮の事例あり。 ※詳しくは、お気軽にお問い合わせください。
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大気と水の浄化に貢献するVOC処理装置で40年、世界の水不足解決に貢献する逆浸透膜で40年。 環境と水問題に取り組む東洋紡が新たにBC膜濃縮装置を開発しました! 【適用の可能性のある分野】 ・リチウムなどの水溶液中の有価物の回収 ・非加熱濃縮処理による新たな製品開発 ・製塩など熱エネルギーを使う製造工程の省エネルギー ・無排水化(ZLD)による環境負荷の低減 ・その他溶液濃縮プロセスの改善、効率化、経費削減、新機能付加等

