コラム記事をご紹介します
参画とは自ら考え、判断し、行動し、責任を取る事である。 そこには苦悩があり、楽しさがあり、喜びがあり、そして自分が 必要とされている満足感がある。 中小企業には経営者・役員・幹部・中堅社員・一般社員と基本的な階層がある。 夫々に役割は違えど、全社員が同じ目標に向け努力する事は変わらない。 中小企業の問題点として「経営者の方針が浸透徹底しない事」がよく挙げられる。 これも全社員参画型の思想がないから起こる現象である。 最近は経営計画書を作成する会社も増えてきているが、方針が浸透・徹底していない 会社の作成方法には共通点がある。 経営者が経営方針を作成し、数値目標を立案し、そして発表会をやるケースである。 このケースは経営者として方針・数値をまとめる作業としてはよい。 しかしそれを具体化する点に問題が発生する。何故なら、経営者が独りで作成するから、 「方針を具現化する商材戦略・戦術・戦闘の機能」が会社から無くなるからである。