インストロンは、電極の接着強度および寿命を評価するために必要になる電極試験のための材料試験ソリューションを提供いたします。
■180度剥離試験 180°剥離試験は、集電体への電極の接着強度を決定するため一般に用いられているメソッドです。 この試験は、剥離治具の機械的な利点と、容易にアライメントができ、低荷重のグリップおよび ロードセルを使用して行うことができます。高い生産性を確保し、試験ごとに180°の剥離を 正確に行うには、空気圧式グリップおよび金属基板の使用が最善の方法です。 ■90度剥離試験 90°剥離試験は、電池の電極接着強度の試験でよく使われるもう1つの手法です。90°剥離は、一般に 180°剥離と比べてやや高荷重ですが、基板を省略できるため素早いセットアップが可能です。 この試験用のインストロンの最も一般的なソリューションは、電極の接着試験用に開発された、 標準的な90°剥離治具または空気圧剥離治具です。90°空気圧剥離治具は再現性と処理能力が 改善されていて、オペレーターは試験片を常に90°で配置、調整することができます。上部治具では、 空気圧式グリップにより処理能力と再現性が最適化されていて、繊細な材料の試験に最適です。
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基本情報
■粘着試験 粘着試験は、電池内部の集電体に対する電極の接着力を試験するための付加的な方法として、 研究者に支持されています。粘着試験では、集電体からゆっくりと電極を剥離する代わりに、 電極のあらかじめ決められた領域全体の接着強度に注目します。非常に高速なデータ収集に加え、 インストロンの粘着試験治具により、可能な限り最良の結果と生産性が確保されます。 【ソリューション】 ■180度剥離試験 ■90度剥離試験 ■粘着試験 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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インストロンは1946年に、当時MIT(マサチューセッツ工科大学)で 共同研究をしていたハロルド・ヒンドマンとジョージ・バールにより設立されました。 彼らは、世界ではじめて、電気機械式(ねじ式)万能材料試験機を開発しました。 インストロンの名称は、”instrument(計測器)”と”electronics(エレクトロニクス)” から名づけられました。 インストロンの製品群は、ほぼ全ての世界市場及び産業に対応できる多様性があり、 創業以来、70年を超える試験技術と製造経験を構築する中、世界で累計5万台を超えるシステムが稼働しています。 1965年(昭和40年)に、日本国内のお客様サポートのため、インストロンジャパンがスタートしました。 現在、アメリカ、ヨーロッパ、アジアに主要拠点を置き、世界160カ国の代理店による 40か国語に対応した販売・サービスを提供しています。