沖縄の油汚染土壌浄化にバイオレメディエーションを適用
近年、沖縄では米軍基地の返還に伴い、油類等による土壌汚染が 顕在化してきており、深刻な問題となっています。 沖縄における油汚染対策は、石灰混合による処理が主流ですが、土壌の性状を 変えてしまうということが問題視され、バイオレメディエーションの効果が どれくらいあるのか、適用可能なのか、関心を集めています。 そこで当社では、沖縄の土壌を用いたトリータビリティ試験(バイオ処理適合性試験) を行いました。 【対象土壌】 ■高濃度油汚染土(国頭マージ) ■中濃度油汚染土(ジャーガル) ※詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【試験方法】 1.土壌試料を5mmの篩いにかけて均一化 2.1.より試験前(初期値)となる試料を採取、TPH分析用試料として 第三者分析機関に送付し、当社にて各測定 3.1.より土壌1kgをステンレスバットに投入 4.必須元素水溶液及び栄養剤を水道水(脱塩素後)に溶解、3.の土壌に添加し、よく撹拌 5.複合微生物製剤を添加し、よく撹拌 (中濃度油汚染土を対象とする試験→添加剤なしの系列を作製し比較試験) 6.毎日1回撹拌し、適宜水分を補給(1日に1回、表面が湿る程度) 7.各試験指定日に土壌性状の観察を行うとともに試料を採取し、2.と同様に分析、測定 【試験結果】 TPH濃度の減少と全微生物数の増加を確認、当該土壌の微生物に対する 増殖阻害性はなく、土壌の種類、TPH濃度に関わらず複合微生物製剤による 土壌の油分浄化は十分可能であると判定。 ※詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。
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企業情報
バイオレンジャーズは、業界ではいち早くバイオ(微生物)を取り入れた 土壌・地下水汚染対策企業として1998年に設立しました。 トリータビリティから、土壌・地下水対策、排水対策まで、 バイオレンジャーズは、油・VOC汚染の浄化を一貫してサポートします。