光ファイバの側面から光を出射します。側面の照射や光ファイバのクラッドモード除去などに利用できます。
光ファイバの側面を加工し光を側面から出射させます。使用波長は可視領域から近赤外(400~1700nm程度)です。光ファイバへの入射パワーは1W程度入射まで可能です。加工部分はプラスチック管又はガラス管等で光ファイバを保護します。光ファイバのサイズは、φ200µmからφ1000µm(1mm)の実績があります。 本製品は光線力学治療(PDT)用のプローブとして開発しています。PDTはレザフィリンなど光感受性薬剤を投与し、特定波長のレーザー光を照射することで、活性酸素(ROS)を発生させ、がん細胞のみを選択的に死滅させるという、選択性が高く正常組織へのダメージが少ない治療法です。本技術は、ヒトはさることながら犬、猫など小動物などの獣医医療向けにも適用できる技術となっております。 PDT用の光源としてはカタログを添付しました株式会社アルネアの光源がお使いいただけます。 共同研究、実践提携、などご興味のある方はご連絡をお待ちしています。
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基本情報
光ファイバ材質:石英系光ファイバ サイズ:200µm~1000µm(コア径) 発光部長さ:10~20mm(これ以外の長さはご相談ください) ファイバ長:標準2m(これ以外の長さはご相談ください) 光ファイバ入射端末:FCコネクタ,SMAコネクタ (これ以外の端末仕様はご相談ください) 詳しくは「光ファイバプローブ」の製品カタログをご覧ください。また光源につきましては添付の株式会社アルネアの光源をご利用いただけます。
価格帯
納期
※特殊なサイズの対応や、数量によっては納期が変動します。お問合せ下さい。
用途/実績例
・獣医医療向けPDT用プローブ ・狭い領域での照明:狭い領域での画像撮影用の照明など ・光を用いた反応のための光源 ・蛍光分析用の励起光として使用できます ・光硬化(紫外線)用 ・光ファイバのクラッドモードの除去し伝搬モードを整える ・ハイパワーのクラッドモードによる局所過熱等のトラブル対策
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ファインガラステクノロジーズ株式会社は、主に光ファイバ及び光フォトニクス技術と、ガラス微細加工技術を融合させた、新製品を設計開発する会社です。ガラス微細加工技術を追求し、独自の高い技術で、世界にガラス微細加工製品を提供しています。また光関連の固有技術、及び工程管理、ISO9001等の管理技術など、実務経験に基づいたコンサルティングの提供も行っています。ご用命の際にはお気軽にお問い合わせください。