富山第一銀行、太陽光発電の電力を活用 オフサイトPPAでCO2削減

富山第一銀行(富山県富山市)は6月12日、北陸電力とオフサイトPPA契約を結び、県内で発電した再生可能エネルギーを自社の営業所に供給する取り組みを始めます。このモデルは、地域内で発電・消費する「地産地消型」の再エネ活用として注目されています。
北陸電力グループのビズ・エナジーソリューションが富山県砺波市に新設する太陽光発電所は、出力約316kW、年間発電量は約340MWh。ここで生まれる電力は富山第一銀行の県内5営業所に供給され、各営業所の電力使用量の約28%が再エネに切り替わります。これにより、CO2排出量は年間約170トン削減できる見込みです。契約期間は20年、運転開始は2025年12月予定です。
北陸電力はこのほか、読売新聞東京本社とも同様の契約を結び、関東の工場へ太陽光由来の電力を供給予定です。今後も地域の脱炭素化と持続可能な社会の実現に向け、オフサイトPPAの普及を進めていきます。

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