ブータン王国での道路斜面災害対策技術及び工法普及に関する活動について

当社は、2019年8月~2023年6月にかけて、独立行政法人国際協力機構(JICA)の「ブータン国 道路斜面災害対策技術及び工法に関する普及・実証・ビジネス化事業」を実施いたしました。
ブータン王国は、国土の約7割が山岳地であり落石や斜面崩壊のリスクに晒され、主要インフラである道路での斜面災害が頻発しています。人の移動に支障をきたし断絶地域が発生するなど、人的被害に加えて道路の寸断により地域の産業へ大きな影響を及ぼしています。
また、自国に落石や土砂崩れ対策に関する専門的技術者がおらず、対策施設の設計・施工を可能とする企業がないことが大きな課題となっています。
そこで当社は、道路交通を安定化させ着実な経済発展への支援を行うため、製品の現地実証に取り組みました。
具体的には「ジオロックウォール」「マクロネット」の 2製品を実際に現地に設置いたしました。斜面災害による人的被害の減少や物流の効率化、産業の発展による地域の経済成長に寄与しています。
今後も、ブータン王国及び周辺の南アジア諸国の道路における、斜面災害対策技術及び工法の普及、経済発展に貢献できるよう活動を続けていきます。


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