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ハラスメントをする人は、悪意のある人とは限りません。本当に伝えたかった不安や焦り(一次感情)を言葉にできず、怒りという分かりやすい力(二次感情)に頼ってしまう。それがハラスメントの正体です。 同じように、コンプライアンス違反も、悪意より忖度から起きることの方が多いと言えます。「嫌われたくない」「逆らっていると思われたくない」という防御的な気持ちが、本当の判断より先に出てしまう。その結果、管理職や役員が、誰にも指示されていない違反を自発的に起こしてしまう。これが現場で繰り返されるコンプライアンス問題の実態です。 当社の研修では、この2つの問題が同じ根(自己肯定感の低さ)から生まれるという視点で、実際に起きた事例を素材に、参加者自身が「自分ならどうするか」を考えながら学ぶ形式をとっています。法令遵守を義務として伝えるのではなく、自己肯定感を高めることで、怒りや忖度に頼らない判断ができる人を育てることを目指しています。