資源循環型緑化工 リサイクルアースグリーン工法
現地発生土を使用した植物の発芽生育に適した耐久性の高い生育基盤を低コストで造成するとともにCO2排出量の低減に貢献
掘削土や崩壊土砂などの現場発生土を生育基盤の主材料に用いる資源循環型緑化工法です。施工プラントにおける現場発生土の独自調整技術と、用水に団粒化剤水溶液を使用する吹付方法を組み合わせることにより、生育基盤の最大80%に現場発生土を利用できます。 主材料に現場発生土を使用することにより,土砂の運搬に伴って発生するCO2を低減し,工場における生産過程でCO2発生を伴う生育基盤材の使用を最小限に抑えるとともに,植物の発芽生育に適する団粒構造を持ち,耐侵食性の高い生育基盤を低コストで造成します。 現場発生土を主材料とする場合,従来工法であれば客土吹付工のようにスラリー状にしないと施工できませんでしたが,リサイクルアースグリーン工法は,1)現場発生土の独自調整法,2)短繊維の混合,および3)団粒化剤水溶液を用水として使用することにより,金網張工を省略し,かつ現場発生土を主材料とする生育基盤を3~10 cm以上の厚さに吹き付けることを可能にしました。 リサイクルアースグリーン工法は,急速緑化から国内産在来種を用いた自然回復緑化にわたる幅広い緑化目的に対応することができます。
- 企業:東興ジオテック株式会社 斜面安定・環境緑化
- 価格:応相談