リヘッダー(割型成形)加工【工法転換によりコスト低減!】
リヘッダー機による、複雑形状の圧造加工を実現しました!
金属加工には、金型を用いて塑性変形させる冷間圧造加工(以下、ヘッダー加工)と呼ばれるものがあります。 ヘッダー加工は金型成形により、切削加工に比べて材料ロスが非常に少なく、安定した精度と生産スピードに強みがあり、ボルト・ナット等の大量生産に適しております。 しかしながら、中凹形状などの複雑形状になると切削加工が必要でした。 弊社はリヘッダー加工機(割型成形機)を導入し、ヘッダー加工後の半製品を再度、割型で冷間圧造加工し、複雑形状を成形することで、切削加工を廃止するネットシェイプ加工を可能にしました。 ヘッダー機・リヘッダー機の組み合わせにより、複雑形状への加工効率が向上したため、大量生産の対応を提案できます。また切削工程で出る材料の廃棄コストも抑えられるため、コストを低減できます。