矢板引き抜き後の検査で発覚!推定される原因と対策工法案をご紹介
橋⾧約40m、2径間の橋梁新設工事で、下部工の施工後に橋脚の不同沈下が 発生した事例について、ご紹介いたします。 採取資料を観察したところ、矢板の打設深度より浅い部分に粘性土層が 2m以上存在していることが判明。 鋼矢板引き抜きの際に、これら粘性土等の土砂付着があったため、地盤内に 鋼矢板の厚みと土砂付着分の空隙が地盤内に発生。地盤内に発生した 空隙部へ周辺地盤が移動し、基礎地盤の沈下が発生したと推定されます。 【対策工法案】 ■仮設鋼矢板に事前に地盤土砂との摩擦低減剤(フリクションカッター剤)を 塗布し、仮設鋼矢板と地盤土砂のとも上がりを防止することにより 鋼矢板引き抜き時に発生する地盤空隙を最小限にする ■発生した空隙にセメントベントナイト等の充填を実施することで変位量を ゼロに近づけることが可能 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
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