既存円形鋼管に対して溶接を使わない接合工法「SpS工法」
SpS(エスピーエス)工法は、既存円形鋼管(柱、トラス梁など)に耐震補強部材を無溶接で設置する接合工法です。 耐震補強部材が取り付く「補強部材接合部(非接着部)」と補強部材接合部両側に設置する「せん断抵抗部(接着部)」で構成されており、これらは、半筒状の専用金物で既存円形鋼管を挟むように取り付きます。 接合部に生じる応力は、せん断力をせん断抵抗部の接着、軸力(引張力・圧縮力)を補強部材接合部の支圧、曲げモーメントを補強部材接合部とせん断抵抗部の両方で既存円形鋼管に伝達します。 【特長】 ■溶接を用いないため、火気養生等が不要 ■既存円形鋼管へのボルト孔削孔が不要 ■既存円形鋼管の応接跡等の不陸を残したまま施工可能 ■接着部と非接着部を分けて応力分担を図ることで、剥離による接着耐力の低下を防止 ※詳細はお問い合わせ頂くか、カタログをダウンロードしてご覧ください。
この製品へのお問い合わせ
関連動画
基本情報
適用可能な既存鋼管は、直径48.6~318.5の鋼管単体または鋼管を用いた組立材です。 取り付く新設部材に制限はなく、鉄骨枠などの新設を想定した「鉄骨枠タイプ」と水平ブレースなどの新設を想定した「ブレースタイプ」があります。 ※詳細はお問い合わせ頂くか、カタログをダウンロードしてご覧ください。
価格帯
納期
用途/実績例
お問い合わせください
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
当社は、長年、鉄筋コンクリート建築物の調査・診断から改修工事、 また耐震診断から耐震補強工事を一貫して手がけてまいりました。 近年は各種建築物・構造物の維持保全、耐震性の向上、環境対策、省エネ、 省資源などの問題に特化した専門企業として取り組んでおります。 これからも社会の安全・安心に関わる多様化したニーズにいち早く対応し、 社会の「幸せな環境造り」に貢献してまいります。