測量・土木/i-Construction用 常識を打ち破る、次世代の3Dレーザースキャナ
Trimble X9は、Trimbleのレーザースキャニング技術を結集し、更に性能を向上させた地上型3Dレーザースキャナーです。 全世界の測量・建設・建築分野で高い実績のある地上型レーザースキャナー「Trimble X7」を更に進化させ、Trimble X7の高精度な自動整準、自動合成機能やキャリブレーション機能はそのままに、機能向上を実現しました。 さらに、センターユニットの設計を刷新。スキャン品質向上に必要な信号処理が改善し、低反射率対象物やステンレスなどの光沢面も確実に高速でスキャン可能となりました。
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基本情報
スキャンスピード:秒間1,000,000点、スキャン距離:最大150mのミドルレンジモデル Trimbleレジストレーションアシスト機能(IMUを使用した自動合成による点群確認で、再測防止)/高感度モード搭載(反射率の低い対象物も確実にスキャン) オートキャリブレーション機能(機器の傾き ±10°=3″ 精度で自動整準、機器内部温度と周辺環境温度の補正、アルベドによる距離補正、スキャン中の振動を監視) ラベルとアノテーション機能(現場の情報を画像やテキストに残し3次元位置に写真や情報を紐づけ) 『Georeference』(ジオリファレンス)搭載で、現場の既知点に設置したターゲットを使用して座標変換/現地での座標付けが可能 多彩な出力データ群(E57/RCP/POD/PTX/LAS や、Trimble RealWorks や Trimble Business Center で展開可能な TZF/TDX) スキャン直後に表示する、3次元点群ビューとステーションビューで観測漏れや点密度の確認を即座にチェック(Perspectiveソフトウェア)
価格帯
1000万円 ~ 5000万円
納期
用途/実績例
測量、建築、電気空調設備、石油・ガス、鉄道、鑑識、モニタリング、トンネル、鉱業など
詳細情報
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Trimble X9システムの最大の特長は、計測範囲150m、100万点/秒で計測した各ステーション間の点群合成を自動的に高精度で確実に行うことです。スキャン完了後、Trimble X9は高速Wi-Fi通信を使ってタブレットに全てのデータを自動転送。 タブレットPCで動作するPerspective(パースペクティブ)ソフトウェ アは、独自のロジックでステーション間で取得した点群を高速かつ確実に合成していきます。
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セルフォートキャリブレーション TrimbleX9は、スキャンを開始する前にスキャン精度保持のためにセルフチェックを行い、自動でキャリブレーションを実施します。このキャリブレーションは、スキャン毎に行い、要する時間は僅か25秒です。この機能により、今までの測量機器とは異なり TrmbleX9をラフに設置しても、精度を保持したスキャンが可能です。また、スキャンごとに校正を行うため、長期間にわたって安全に器械を使用することができます。
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計測・点群スライスなど現場で多くの項目を確認 Perspectiveソフトウェア上で、 点群から「高さ・幅·長さ」などの計測が可能です。その場で計測できることによリ、 橋脚までの高さの確認など、 現場で即座に寸法を把握することができ、重機の導入経路の確保などにも役立ちます。また、特に屋内のスキャン計測では、 天井や床の点群があることで確認したい箇所の点群が表示できないことが多々あリますが、 スライス機能を使うことで表示範囲を自由に制限し、点群を容易に確認することが可能です。
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高感度モード搭載 従来のレーザスキャナではスキャンできなかった低反射率の対象物も TrimbleX9 はスキャンすることができます。照射するレーザの波長(周波数)を変えることにより、アスファルトや黒っぽい対象物も確実にスキャンいたします。
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株式会社NTジオテックスはニコン・トリンブルの特約代理店としてBIM、CIM、建築、土木、設備、測量、3D計測をトータルに提案する会社です。 測量、計測機器の販売だけでなく、お客様の運用を考えた提案からアフターフォローまでメーカーに代わってサポートしております。 最近の建設業界では、ARやMRといった数年前には業界で一般的ではなかったものが取り入れられるようになり、目まぐるしい時代の変化を感じるとともに、我々自身もこのような変化に対応できるように日々取り組んでおります。 『人材不足』『高齢化』『作業の効率化』などの建設業界が抱える課題と、課題解決のために必要な新技術の導入といった動きに柔軟に対応し、常にお客様を『ワクワク』させ、業界を問わず様々なお客様から選ばれるパートナー企業であり続けたいと考えております。