シリカゾルグラウト(ハードライザー・セブン、クリーンロック4、シリカライザーなど)は耐久性、安全性、利便性に優れた薬液注入材です
「耐久性無機溶液型シリカゾルグラウトシリーズ」【NETIS番号:KT-200081-A】は、水ガラスグラウトの劣化要因であるアルカリを酸で除去して得られたシリカゾルをベースとした耐久性無機溶液型シリカゾルグラウトで、ゲル化時間の長い酸性シリカゾルをベースとして浸透性と耐久性を付与し、シリカの溶脱が抑えられることにより、品質(耐久性)・経済性に優れます。さらに土中ゲル化浸透法(マグマアクション法)、マスキングシリカ法を加えることにより、広範囲浸透固結効果、地下水面下の固結効果、土中埋設物の安全性を可能にし、かつ現場土配合設計法、シリカ分析地盤珪化評価法、促進試験法、供試体作製装置と試験方法を一体化することにより、注入材による耐久性地盤改良が可能となりました。また、注入地盤のpHは中性となり、全て無機物構成されるため、水質の保全性が高く、水生生物に対する安全性に優れた注入材です。
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基本情報
「耐久性無機溶液型シリカゾルグラウトシリーズ」は、昭和50年代前半に開発され、永年にわたる研究開発の結果、一層の進歩を遂げ、施工実績5万件を有する地盤注入材です。 薬液注入分野における著名商標「シリカゾル」や「シリカゾルグラウト」は強化土エンジニヤリング(株)により開発された水ガラスのアルカリを酸で中和して得られた非アルカリ性水ガラスをベースとした注入材の総称として用いられています。 地盤注入開発機構のシリカゾルグラウト会、契約会員(地盤注入開発機構ホームページhttp://www.jckk.jp/をご参照下さい)が、「ハードライザー」「ハードライザー・セブン」「クリーンロック4」「シリカライザー」「ジオシリカ」という名称で実施しております。 昭和57年から開始された東洋大学工業技術研究所米倉研究室における薬液注入の耐久性の研究では、シリカゾルグラウトの長期耐久性が解明され、その結果が大規模野外試験では19年後の浸透固結性が確認されており、また38年前の施工現場の掘削調査によって実証されております。 注入地盤の耐久性を可能にするために開発された要素技術と一体化した統合地盤注入工法へと進化しております。
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用途/実績例
シリカゾルグラウトは「ハードライザー」「ハードライザー・セブン」「シリカライザー」「クリーンロック4」「ジオシリカ」の名称で使用されており、下記の注入工法に適用されます。 【適用工法】 ・超多点注入工法・エキスパッカ工法・マルチパッカ工法・ダブルパッカ工法・二重管複合注入工法など 【大規模野外注入試験】 大規模野外注入試験における、19年の経年固結性が確認されています。 【シリカゾルグラウトによる主な施工事例・用途別】 ・地盤強化 ・止水 ・変位抑制(既設構造物、線路、地下鉄) ・土圧軽減 ・土留め背面 ・掘削地山強化 ・シールド到達、発進立坑 ・シールド反力部 ・開削地盤強化(底盤注入、掘削背面、隣接基礎や周辺部の補強)・土留め欠損部補強 ・掘削に伴う周辺地盤の沈下防止 上越新幹線高山トンネル工事以来、高水圧下のトンネル工事、河川横断掘削工事、被圧水下の大規模掘削工事、大深度底盤注入工事や交叉工事や工事期間の長い掘削工事等、本格仮設注入の施工実績は5万件以上に達します。 ※施工事例や安全性などが記載のカタログ、技術資料は当社ホームページの問い合わせフォームよりご請求ください。
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強化土エンジニヤリングは1969年創業以来、創造(クリエイティブ)、 挑戦(チャレンジ)、連携(コラボレーション)の3Cをキーワードに 「継続こそ力なり」を企業理念に掲げ、産学協同研究、異業種共同研究、 などを通して、地盤強化分野での技術革新と新市場の創造に 取り組んで参りました。 強みは、地盤改良・強化分野で常に先端の技術を行く企画力と開発力、 そして地盤注入開発機構がもつ市場への技術発信力であると言えます。 当社が持つ様々な知的財産による社会貢献を目指して邁進していく所存です。