ネツレンの中空ラックバー「N-Tubrack」は自動車の燃費向上に大きく貢献できる小型化・軽量化のためのアイテムです。
ネツレン独自の冷間逐次成形加工技術によりパイプからラック歯部を成形することにより中実材比では最大50%の軽量化を可能にします。また全周拘束焼入れすることで精度を保ちつつ強度が高い製品に加工します。 ラック歯はV.G.R.(Variable Gear Ratio)形状に成形することが可能でストロークエンドクイック、ストロークエンドのマニュアルアシスト力UPのニーズに対応することが出来ます。2016年よりダブルピニオン式EPSに対応するため摩擦圧接により中空ラックバーと中実材を結合したハイブリッドラックバーブランクの量産を開始いたしました。
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基本情報
ラックバーとは、自動車の舵取り装置(ラック&ピニオンギヤ)を構成する部品の一つです。ハンドルからの回転運動をピニオンギヤを介して直線運動に変換しタイヤの方向を変える働きを担っております。弊社はパイプから加工する中空ラックバー「N-Tubrack」を量産しております。
価格情報
型で成形する製品です、仕様や数量により変動しますので弊社営業へお問い合わせください。
納期
※サイズによって納期が変更しますので、お気軽にお問い合わせください。
用途/実績例
中空ラックバーを自動車メーカー様及びステアリングギヤサプライヤー様へ累計1,600万本量産納入した実績がございます。
詳細情報
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様々なステアリングギヤ形式に対応できるように開発しております
企業情報
ネツレンは、1946年(昭和21年)、わが国で初めてIH(Induction Heating=誘導加熱)技術の事業化・工業化に成功いたしました。 このIH技術は、クリーンな電気を熱源とする地球環境にやさしい無公害(Ecological)・省資源(Economical)のダブル・エコ(Double Eco)の技術であります。 ネツレンはそのパイオニアとして、創業以来蓄積されたIHに関するノウハウと、高い技術・開発力を基盤に、熱処理受託加工に加え、オリジナリティーの高い製品を開発し、あらゆる産業に変革と貢献をもたらしてまいりました。 ネツレンが、今日ここに存在し、幾分なりとも社会のお役に立つことができておりますのも、 皆様の変わらぬご愛顧と温かいご支援の賜物であります。 ネツレンは、「顧客・取引先・株主・社会・従業員との調和および共生を通じた企業価値の向上」を図るため、将来に向けて凛とした存在感のある会社であり続けることを目指し、「技術のネツレン」という創業の原点に立ち返り、これからの時代に、より一層、社会のお役に立つよう、たゆまざる努力を続けてまいりたいと思います。