まだ樹脂流路の削り込みで流量調整してませんか?樹脂の流量バランスを調整する方法を詳しく解説いたします
異形押出における問題で波打ち現象が起こる場合があります。 CAEの解析図で見ると波打ち部分の樹脂の流速が速く、流れる樹脂量が 多いため、起こる現象であることがわかります。 樹脂の流量バランスを調整する方法の一つとして、樹脂流路の長さを変え調整する方法(金型内部樹脂流路削り込みによる長さ変更)や、金型スリット幅の変更による調整方法がございます。 ※詳しくはページ中部をご覧ください。 当社では、お客様のご要望に合わせて押出金型設計、試作成形、技術開発も受けたまわりますので、お気軽にご相談ください。 【資料概要】 ■樹脂流路の長さを変えて調整する方法 ・ダイランドの長さを調節 ■スリットの幅(隙間)の変更による調整方法 ・ダイランドの隙間を調節 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
<樹脂流路の長さを変える調整方法> メリット 1.削り調整による樹脂量の変化が大きくないため、調整しやすい。(見込みが立ちやすい) 2.削り調整による樹脂量の変化が大きくないため、削り込みでの失敗が少ない。(削り過ぎよる失敗が少ない) デメリット 1.削り修正に時間がかかる。 2.削り作業が誰にでもできるわけではなく、特定の熟練者が必要。 3.調整による変化が少しずつのため、トライアンドエラーの回数が多くなる。 4.削り込みにより、金型内部で樹脂の流れが変化しやすくなる。(クロスフローが発生しやすくなる。⇒成形の不安定要因) <金型スリット(隙間)幅変更による調整方法> メリット 1.ワイヤー加工で対応可能なため、削り調整よりも時間が短い。 2.金型削りの熟練者不要。 3.調整による変化が大きく、トライアンドエラーの回数が少なくなる。 デメリット 1.流量の変化が大きく、狙った以上に樹脂量の変化が大きくなり易い。 2.どの位スリット幅を変更すれば良いのか、予測し難い。 3.予測がはずれて、樹脂が流れ過ぎた場合、元に戻すことができない。(最悪、作り変えになる。)
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1975年創立以来、“夢の素材”であるプラスチック材料を基盤とした押出成形・射出成形をはじめとし、成形加工金型の製作から製品組み立てに至るまで一貫して行っているプラスチック成形総合メーカーです。 直接お客様の目に触れることの少ない当社製品ですが、安全・環境・快適など社会のニーズに柔軟に応えることで色々な形に姿を変え、住宅・家電・輸送などお客様の身近な暮らしに貢献する製品を提供しております。 当社は、自由闊達な企業風土を大切に育み、プラス思考で物事を考え行動し、会社を支える一人ひとりが変化にチャレンジしていく企業集団として進化していきたいと願い挑戦し続けています。 これからも三協立山グループとしての理念を踏まえ、洗練した高生産システムと優れた品質で、お客様のニーズに合った高付加価値製品とサービスを提供してまいります。 今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます