基礎の恒久補強や掘削地盤の高強度補強などの本設工事に対応。 大規模野外注入試験において19年の経年固結性を実証!
『ハイブリッドシリカシリーズ』は1981年からの産学協同による薬液注入の長期耐久性の研究の結果開発した強度と耐久性に優れた画期的な懸濁型恒久グラウトです。30年以上の恒久性実証研究や注入工法と組合せた大規模野外注入試験による浸透固結性と経年固結性の実証試験などを行い、その成果が評価され、平成14年度に「恒久グラウトと注入技術」として地盤工学会技術開発賞(米倉、島田)を受賞。従来仮設目的の工事が主流だった薬液注入工法の分野に質的転換をもたらし、本設目的の工事へ適用が拡がりました。その後も長期耐久性の確認試験は継続され、2018年には大規模野外試験後19年目の経年固結性を確認しています。 【特長1】 ・超微粒子複合シリカグラウトで、無機系・懸濁型グラウトに分類されます。 ・瞬結配合から暖結配合まで広範囲なゲルタイムの設定が可能です。 ・ゲル化物は長期的に強度を保持し、また体積変化も少ないので、長期耐久性に優れています。 ・ハイブリッドシリカは平均粒径3.5μmと超微粒子化した懸濁型シリカと溶液型シリカの複合体からなる為、砂層への浸透注入にも適しています。 ・調合水に海水の使用が可能です。(特長2へ)
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基本情報
【特長2】 ・浸透固結体は高圧噴射注入工法の固結体と同程度の強度を発揮します。 ・使用材料はすべて環境にやさしい注入材です。 【適用工法】 ・超多点注入工法 ・エキスパッカ工法 ・マルチストレーナ工法 ・マルチパッカ工法 ・ダブルパッカ工法 ・二重管複合注入工法など 【本設注入試験センターの完備】 ・本設注入試験センターでは、現場採取土を用いた事前配合試験を行い、そこから得られたデータに永年の産学協同研究や多数の施工実績による知見を付加することで、より信頼性の高い品質を施工会社、企業主等の関係各位に提供しています。 【安全性】 使用材料は無機物で構成され、「薬液注入工事による建設工事の施工に関する暫定指針(建設省:昭和49年7月10日)」に適合し、劇毒物、危険物、重金属類は含まれません。周辺地盤および地下水に対するBOD 、CODに関する問題もありません。
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用途/実績例
ハイブリッドシリカによる施工実績800件以上 【用途別主な施工事例】 ■基礎の高強度恒久補強と液状化防止 ・橋梁基礎 ・建築基礎 ・軌道路盤補強 ・盛土・道路路盤補強 ・沈下防止・ジャッキアップ ■掘削地盤の高強度補強と恒久止水 ・シールド到達、発進立坑 ・シールド反力部 ・トンネル掘削地盤の強化と恒久補強、沈下防止 ・開削地盤強化(底盤注入、掘削背面、隣接基礎や周辺部の補強) ・埋設物防護 ・土留め欠損部補強 ・土留め受動土圧の増加 ■遮水壁の造成、漏水防止、護岸の補強 ※施工事例や安全性などが掲載のカタログ・技術資料は当社HPの問い合わせフォームよりご請求下さい。
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強化土エンジニヤリングは1969年創業以来、創造(クリエイティブ)、 挑戦(チャレンジ)、連携(コラボレーション)の3Cをキーワードに 「継続こそ力なり」を企業理念に掲げ、産学協同研究、異業種共同研究、 などを通して、地盤強化分野での技術革新と新市場の創造に 取り組んで参りました。 強みは、地盤改良・強化分野で常に先端の技術を行く企画力と開発力、 そして地盤注入開発機構がもつ市場への技術発信力であると言えます。 当社が持つ様々な知的財産による社会貢献を目指して邁進していく所存です。