受信衛星が制限されやすいような悪条件下において、マルチGNSSの有用性を実証
ネットワーク型RTK-GPSのバース上の検証では、バースに近づくとアンローディングアームやクレーン等の影響で、 FIX 解を得ることが難しく精密誘導には使えない状況でした。 今回、ネットワーク型GNSS配信を利用した RTK 測位における、測位精度及び周辺建造物等による影響について、 GPSのみとGNSSを比較しマルチGNSS の有用性について検証しました。 【結果】 ■マルチGNSSはGPSよりも受信衛星数が常に多い そのため、衛星切り替えによる測位精度への影響が少ない ■遮蔽物が少ない場合のGPSとマルチGNSSの測位結果分布 マルチGNSSの方が水平面(2D)の分散、標準偏差が小さく測位精度が高い ■遮蔽物が多い場合のGPSとマルチGNSSの測位結果分布 マルチGNSSは遮蔽物が少ない場合より水平面(2D)の分散、標準偏差が大 測位精度はやや低くなるが、RTK-FIXできているため、GPSのみのFLOATより測位精度が高い ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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株式会社ジェノバは、GNSS衛星を利用した高精度位置情報サービス等を提供する会社です。現在、ネットワーク型RTK(リアルタイムキネマテック)を活用した用途が広がっています。自動運転・精密農業・i-Construction/ICT施工・UAV・一般測量・土木施工・調査業務・土地家屋調査士業務・考古学調査など、数多くの分野で弊社の高精度測位データサービスは使用されています。