『流動化処理土』は締め固め機械による施工が困難な狭い空間などの埋め戻し、裏込め、充填などに多く採用されています。
オデッサ・テクノスの流動化処理土は、改良土と水(泥水)に固化材を加えて混練することにより、高い流動性を持たせた土粒子配合の安定処理土で、締め固め機械による施工が困難な狭い空間などの埋め戻し、裏込め、充填などに用いられます。 また、流動化処理土はポンプ圧送または自然流下打設に適した流動性を有し、固化を伴って一軸圧縮強度(200~2,000KN/m2)程度の強さを発現します。 ■オデッサ・テクノスが製造する「流動化処理土」の特長 ・ご使用の目的に合わせて、流動化処理土を製造し提供する事が可能 ・輸送時間にも配慮した製造工場の立地(仙台市内・札幌市内へのアクセス) ・リサイクル型埋め戻し材で環境保全に貢献。『北海道認定リサイクル製品』として認定 ■流動化処理土は強度と高い密度により液状化を防止 流動化処理土は、強度と高い密度により液状化を防げるうえに、再掘削が可能な強度に設定ができます。また、国土交通省水管理・国土保全局下水道部が実施した「下水道の社会実験」においては、施工断面の見直しによるコスト縮減と仮復旧の省略によるコスト縮減効果が期待されています。
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基本情報
■配合設計による品質設定 流動化処理の適用用途別の要求品質に基づき配合設計し品質を設定致します。 ■現場品質管理試験 1)フロー値(流動性) フロー値(流動性)の検査には、平坦な板状に置かれた底なしの中空円柱容器に試料を満たして上端面を均し、 静かに鉛直に容器を引き上げ、円状に広がった試料の径を計る試験で評価します。 2)密度 配合された処理土の密度(単位体積重量)の測定には、 容器に満たした処理土の重量を測定する方法が用いられています。 3)一軸圧縮強度(材齢7日、28日) 配合設計時に使用目的に応じて、実験室内での強度試験、 透水試験などを行い、採取した供試体の一軸圧縮試験で確認しています。 4)ブリーディング率 泥水中の粗粒土の沈降を抑制するために、粒径に応じて高い粘性が必要となります。 ブリーディング率1%未満で砂の沈降をおおむね抑止できるため、 ブリーディング水の発生を抑制するために泥水の粘性を増やす必要があります。 配合試験により泥水の水分量、細粒分量を調整します。
価格情報
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納期
用途/実績例
【主な導入実績】 ・道路復旧外工事 ・災害復旧工事 ・排水施設新設工事 ・トンネル工事 ・地下鉄工事 ※平成27年12月仙台市交通局(仙台市高速鉄道東西線建設工事)より感謝状授与されました
詳細情報
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道路復旧外工事での導入
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災害復旧工事での導入
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排水施設新設工事での導入
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トンネル工事での導入
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地下鉄工事での導入
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平成27年12月仙台市交通局(仙台市高速鉄道東西線建設工事)より感謝状授与
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オデッサ・テクノスの『流動化処理土』は、北海道が定めた基準をクリアし、循環資源の適正利用と廃棄物の減量化を促進し循環社会の形成に寄与することが認められ『北海道認定リサイクル製品』として認定されました。
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オデッサ・テクノス株式会社は、水を含んだままの汚泥をリサイクルする『オデッサシステム(造粒固化)』を中心に、環境負荷を低減する総合リサイクル事業を行っております。 汚泥処理技術を開発した技術力と長年培った汚泥リサイクルのノウハウを活かし、自然由来の汚染土壌に含まれるヒ素を全量浄化(土壌汚染対策法基準値以下)することを目的とした、国内初となる「湿式磁力選別機」を用いた重金属汚染土壌浄化処理システムを開発しました。 この新たなシステムは、汚染土壌に特殊鉄粉と循環水をエアーバブルにより混合し、特殊鉄粉へのヒ素(重金属)の吸着・洗浄と分級を行った後に、湿式磁力選別機にてヒ素(重金属)が吸着した特殊鉄粉を分離・回収することで全量浄化します。回収した特殊鉄粉は繰り返し再利用することが可能なため、処理コストと環境負荷を低減することが可能となります。