脱型不要の高耐久性埋設型枠「SDPフォーム」は現場施工の合理化ならびに構造物の耐久性向上により安心・安全社会の実現に貢献します。
水セメント比が30%以下の高強度モルタルを基材とし、耐食性の高いステンレス鉄筋を補強材として薄肉軽量化を図った高耐久性埋設型枠です。 従来の埋設型枠の埋込インサートに代わり、トラス鋼材を内部支保工との連結と組立・設置作業に使用することを特長としています。 新設工事、既設構造物の補修・補強工事のいずれにも適用可能で工程短縮や省人化・省力化によりi-Constructionの期待に応える建設材料です。 【特長】 (1)鉄筋コンクリート構造物の耐久性を向上させます。とくに、海岸の飛沫帯 や凍結防止剤を散布する道路橋などの高腐食性環境下で有効です。 (2)トラス鋼材の使用により、SDPフォームと後打ちコンクリートが確実に 一体化し、界面の剥離を防止します。 (3)断面を薄肉化できるため、補修・補強工事における断面厚さの増加を抑制 できます。建築限界や河跡阻害率等の制限に対応できます。 詳しくは、弊社ホームページをご参照頂くとともに、お気軽にお問い合わせ下さい。 ※コンクリート診断士受験対策講座を5月に開催致します。
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基本情報
【構造性能】 ■パネルの4点曲げ試験を実施し、SDPフォームは鉄筋コンクリート部材 としての挙動を示すことを確認。 ■鉄筋比が0.6%程度でも曲げ強度を15N/mm²以上確保することが可能。 ■補強鉄筋量の増減により、設計耐力をコントロールすることが可能。 ※詳しくは弊社ホームページの技術資料をご参照ください。
価格情報
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納期
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用途/実績例
【施工実績】 工事名:十津川道路今戸高架橋上下部工事 発注者:国土交通省奈良国道事務所 ※PC2径間連続ラーメン箱桁橋(橋長172.3m)の壁高欄に適用 施工時期は平成30年9月~11月。
企業情報
日本コンクリート技術株式会社は、コンクリート技術を通した安全で豊かな国土・環境づくりへの貢献」を企業理念として平成16年4月に設立し、10年を超える歴史を刻むことができました。 この間、コンクリートの施工技術に直結したコンサルティング、実務に即した情報の蓄積、分析、対策等の実績を数多く経験してきております。 さらに、時代の要請に基づく新技術の開発・実用化、高度な専門技術者の教育活動にも積極的に取り組んでおります。 特に、温度ひび割れ制御技術は多くのノウハウに基づいた独自な技術として実績の蓄積と、改良・改善を加えることで普及拡大を進めております。