雪崩予防から雪崩防護まで幅広い対策に有効な鉛直柵
『スロープガードフェンス タイプLS』は、主に道路際や民家裏に設置して雪崩の被害を防ぐ鉛直式せり出し防止・雪崩予防・雪崩防護柵です。 斜面雪圧、耐雪時の荷重、雪崩衝撃力を考慮した設計ができ、雪崩予防工(せり出し防止柵、雪崩予防柵)と雪崩防護工(雪崩防護柵)、いずれの対策にも適応可能です。 ■道路際や民家裏の雪崩対策 ■杭基礎構造の鉛直式防護柵 ■雪崩予防にも雪崩防護にも有効 国土交通省新技術情報提供システム(NETIS)登録番号:HR-100008-VR ※掲載期間終了 「評価促進技術(新技術活用システム検討会議(国土交通省))」 ※詳しくはPDFをダウンロードまたは、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
スロープガードフェンスタイプLSは、支柱、金網、ワイヤロープで構成されています。基礎は支柱を一体化した杭基礎構造です。 荷重が大きい場合は、山側に控えアンカーを設けることがあります。 支柱は、外部鋼管内に小口径鋼管を束ねて配置し、隙間にモルタルを充填した「蓮根型中空構造鋼管(LST鋼)」を使用しています。 従来のコンクリート充填鋼管と比較し、高耐力・高靱性を実現しました。 ※製品や技術に関するご相談・ご質問は、お気軽にお問い合わせ下さい。
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詳細情報
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【NETIS評価推進技術に選定】 スロープガードフェンスタイプLSは、国土交通省が優れた新技術の活用促進を図るために選定した、令和2年度推奨技術等において、公共事業等に関する技術水準等を高めることが見込める技術として、「評価促進技術(新技術活用システム検討会議(国土交通省))」に選定されています。
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【せり出し防止柵】 切土法面等の法尻で発生する積雪の滑り出しへの対策工です。法尻に設置して、斜面に降り積もった雪がグライドして道路にせり出してくることを防止します。 また、基礎部が杭構造なので狭隘地でも施工が可能です。従来工法では設置が困難なスペースの少ない現場や、大規模な切土を避けたい現場に経済的に設置できます。
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【雪崩予防柵】 雪崩が発生する危険性のある斜面に設置して、表層雪崩及び全層雪崩を未然に防止する対策工です。スロープガードフェンス タイプLSは、従来工法と比較して斜面の掘削範囲が小さいため、地形の改変を最小限に抑えることができます。 延長方向に連続的に配置する金網とワイヤロープで対策範囲全体の雪崩を予防する構造なので、従来工法に見られる雪のすり抜けが発生しません。
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【雪崩防護柵】 発生した雪崩を堆積区または走路の末端で待ち受けて、保全対象物への雪崩の到達を防ぐ対策工です。重力式擁壁などの従来工法は、必要なポケット量を確保できない場合、大きく斜面を掘削する必要があります。スロープガードフェンス タイプLSは、設置位置やスペース、地盤などの制約をほとんど受けることなく設置することができます。
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【落石への対応】 ワイヤロープの弾性により小規模な落石を受け止めるため、落石防護柵や落石に伴う積雪寒冷地での雪崩対策工として活用できます。
カタログ(3)
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企業情報
プロテックエンジニアリングは、落石・雪崩・崩壊土砂の防護フェンスや防護壁等を開発し、日本全国で3,000箇所以上の販売実績を誇る自然災害対策製品メーカーです。新たな事業分野として、土石流・流木対策製品などの開発にも取り組んでいます。 自然災害対策技術の革新で社会に貢献することをモットーに、開発から提案、設計、製造、施工までの一貫生産体制を整え、災害対策に挑戦しています。