くさび形切削法膜厚計は乾燥した塗膜の膜厚測定に使用します
特徴は、素地が樹脂であっても測定可能であり、条件によっては多層膜の各膜厚を測定することができます。塗膜をくさび形に切削し、膜厚計に搭載された測定用顕微鏡で切削部分の目盛りを読み取り、膜厚を換算します。膜厚計は計測に必要な専用カッター(交換可)、測定用顕微鏡、照明装置が一体となっています。デジタル膜厚計で測定できなかった金属以外の素地(樹脂素地など)や多層膜の膜厚測定が可能です。
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基本情報
試験片の塗膜に付属のフエルトペンで線を書き込みます。線を90°の角度で横切るように、膜厚計で塗膜をカットします。カットは素地まで深く入り込むようにカットします。本体の照明装置をONにして、カットした塗膜部分を拡大顕微鏡で確認します。拡大顕微鏡には目盛りがあり、カットされた塗膜の目盛りを読み込みます。読み取った目盛りに各カッターの係数を掛けて膜厚を算出します。
価格情報
150,000
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
~ 1ヶ月
用途/実績例
関連規格:JIS-K5600-1-7くさび形切削法・ISO2808・ASTM D4138
カタログ(2)
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塗膜品質管理機器の販売をしています。付着力試験(クロスカット法・プルオフ法)膜厚測定・塗膜硬度(鉛筆硬度試験器)・耐屈曲性試験器(円筒形マンドレル屈曲試験器)乾燥炉温度データロガー(オーブンロガー)・粒ゲージ・アプリケーター・ブラスト比較板など塗膜、塗装品質に関する商品がたくさんございます。どうぞお気軽にお問い合わせください。