NETIS登録!化学的な固化材を使用しない環境にやさしい工法です。
『真空圧密ドレーン工法』は、排水ホース付き気密キャップを取り付けたドレーンを用いて、負圧により圧密改良する工法です。 上部の粘土層を負圧シール層として利用するため、従来の真空圧密工法に不可欠であった地表面の密封シートを用いずに圧密改良ができます。 気密キャップと排水ホースを取り付けた状態で運搬、打設するため、現地作業が簡略化でき、また、一般のドレーン施工機で打設できるため、効率的な施工ができます。 密封シートが不要であるため、従来工法では困難だった水面下の地盤改良にも適用できます。 【特長】 ○せん断破壊を生じない ○盛土材・サンドマットが不要 ○載荷盛土との併用もできる ○セメントなどの化学的な固化材を使用しない環境にやさしい工法 ○NETIS登録(No.HK-060002-V) 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【施工手順】 ○準備工・事前調査 →対象地域の状況を把握するためにボーリング調査、コーン貫入試験等の 各種地盤調査を実施 ○キャップ付ドレーン打込み →キャップ付ドレーンを所定の間隔、深度に打込む ○真空圧密排水設備の設置 →排水ホース~集水管~ヘッダーラインを連結し、負圧作用装置に接続 ○運転・計測管理 →負圧作用装置の運転により、地盤内の間隙水がドレーンを通じて排出され、 圧密改良される →施工中は負圧計、沈下板、変位杭等により改良効果に関する計測管理を実施 ○撤去・終了 →改良終了後、真空圧密排水設備等を撤去 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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用途/実績例
【用途】 ○埋立土の減容化 ○盛土・築堤基礎等の地盤改良 ○湖沼などの水域(水深)確保 ○ボックスなどの構造物の支持力確保 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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真空圧密ドレーン工法研究会は、キャップ付きドレーンを用いた圧密排水工法『真空圧密ドレーン工法』の研究及び普及活動を行っています。 真空圧密工法(大気圧載荷工法)は1940年代にスウェーデンで考案され、我国には1960年代前半に技術導入されました。 これは、真空圧を利用して軟弱地盤中に含まれる間隙水を排出し、地盤の圧密沈下や強度増加を図る地盤改良工法です。 従来の真空圧密工法では気密性を保つために密封シートを使用します。 本工法では排水ホースを予め取り付けたキャップ付きドレーンを、負圧シール効果が得られる1m程度の深度(粘性土層)まで鉛直に打ち込むことで気密性を確保します。 したがって、鉛直ドレーン打設の一工程で密封効果が得られることから、施工の省力化が図られ、コストダウンと工期短縮ができます。