試験コスト縮減!反力不要、簡単操作で、地盤の支持力特性値などをリアルタイムに評価できる!(NETIS登録品)
「簡易支持力測定器 キャスポル」は、地盤の支持力特性値などをリアルタイムに評価できる三脚状の測定器です。 操作が単純・簡単で個人誤差が抑制でき、また反力が不要の為、狭い場所や山間部でも適用可能です。 測定原理は、加速度計を内蔵したランマーを地盤に落下させ、その衝突で得られる衝撃加速度の最大値から構造物などの基礎地盤の支持力計算に必要な強度定数を計算します。 本装置一台で、K30、qc、CBR、c、φの測定(衝撃加速度からの換算値)が可能です。 【特長】 ●載荷のための反力が不要で、低コストで各種パラメータの測定が行える ●重機の入れない現場でも使用可能で、施工管理品質が向上 ●測定に時間がかからず、スピーディー ●小型で軽量、操作が簡単で、試験者を選ばない ●電源は電池式で、電源を気にせずに現場測定が可能 ●NETIS登録品:NO.KK-980055-V ●測定定数を用いて、「地盤の許容支持力度」を算出可能 (→マルイHPにて計算方法を解説しています http://www.marui-group.co.jp/support/caspfol.html)
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基本情報
【仕 様】 [本体部] ■寸法 / 重量 :Φ150 x 1050 mm(ケース収納時)/ 11.5kg ■ランマー : ・重 量:4.5kg ・落下高さ:45cm ・打撃面直径:0.00196m2 ・固 定 法:1支点バネ式構造 ■操作スイッチ:測定開始スイッチと連動式 ■三脚:開閉自在一段伸縮式 [表示部] ■寸法/重量 :W 230 x H 110 x D 100 mm / 1.25 kg(電池含む) ■電源 :単3電池 x 4本 ■LCD表示:4行 x 20桁表示(数字、カタカナ、ローマ字表示) ■表示内容 (スクロール表示) Ia値・CBR・K30・c・Φ・qcの測定値、測定数、平均値・最大値・最小値の統計計算値、管理番号 ■外部出力部:外部プリンター用:RS232C / パソコン用:USB ※印字項目は測定年月・日時、測定値、統計計算値 ※プリンター・収納運搬ケース付き
価格情報
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納期
※受注状況により納期が変動しますので、随時お気軽にお問合せください。
用途/実績例
【用途】 ■擁壁・築堤・鉄塔・橋梁・基礎設計施工管理 ■住宅基礎・宅地造成における宅盤等の施工管理 ■建設汚泥リサイクル土の再利用判定 ■電設・ガス・水道・下水道における管埋め戻しの施工管理 ■その他、コンクリート二次製品の敷設地盤の強度管理 ■運動競技場・ゴルフ場でのコース硬さ管理 ■仮設足場基礎の支持力管理 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
詳細情報
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1台で地盤の支持力計算に必要な各種パラメータを測定 キャスポルは、加速度計を内蔵したランマーが地盤に衝突した際に得られる「衝撃加速度(Ia値)」と地盤定数との相関関係を利用し、 CBR、粘着力(c)、内部摩擦角(φ)、コーン指数(qc)、道路の平板載荷試験から得られる地盤反力係数(K30)などの測定が可能なすぐれものです。
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許容支持力度の算定 キャスポルで測定できる「φ」と「c」の値と、国土交通省告示1113号、建築基礎構造設計指針の「極限支持力算出式」を使って、 地盤の支持力を算定していただけます。マルイHP内の「サポートページ」(http://www.marui-group.co.jp/support/caspfol.html)に算出手順を載せていますので、 よろしければご参照下さい。
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キャスポルによる施工管理の適用範囲 キャスポルによる施工管理の適用範囲は、下記のとおりです。 (1)地盤支持力度が294.3(kN/m2)以下の構造物(高さ5m以下の各種擁壁、ボックスカルバート等)工事における支持力度算定 (2)クレーン機械等のアウトリガー設置地盤の支持力度算定、 (3)道路工事における路床のCBR値および地盤反力係数の算定
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土質範囲 キャスポルで精度よく測定できる土質範囲は、最大粒径が 37.5 mm 以下、10mm 以上の礫を30%以上含まない土質材料です。
カタログ(6)
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マルイは、先端技術の導入で新しい試験機器の開発と試験装置の自動化を推進し、自動耐圧試験機「Hi-ACTIS-2000」やコンクリート凍結融解試験装置、供試体研磨端面仕上げ機「ハイケンマつるつる」を発売しました。 また官学民共同開発による簡易地盤支持力測定器「キャスポル」も大きな成果です。 22世紀の環境を創造する総合試験機メーカーとして一層の躍進を続けるため、また、お客様のご期待に応えるため一層の努力を重ねます。