木ごころは、常温で硬化する液体ガラスを用いて木材をガラス複合化させた改質処理技術です。
現在の日本の森林は戦後植林きれた人工林が約4割を占め、主にスギ、ヒノキに代表きれる針葉樹です。 針葉樹は成長が早<加工がしやすい反面、硬度がな<広葉樹に比べて白蟻や腐朽菌に弱いといった難点があります。木ごころで、液体ガラスを木材に浸透させ、ガラス成分が木材に吸着、固化されることで、 針葉樹を広葉樹並みの硬度に高めることが可能です。 同時に優れた耐候性により水の侵入を防ぎますので、防腐・防蟻の効果を格段に高めることができます。 また、 液体ガラスは無機のため、環境に負荷をかけず、人体にも彩響がありません。 木ごころは自然に優しい、環境性・安全生に優れた技術です。
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基本情報
【特徴】 ○玩具安全基準(ST)に合格した安全な木材保護工法です。 ○無職なので塗料がより美しい仕上がりになります。 ○高熱に耐えられる樹脂なので簡単な温浴型方式で注入することができます。 ○寸法安定性に優れています。 ○防腐・防蟻性能があります。 【木ごころ処理工程】 1.液体ガラスの中に木材 (合水率20%以下) を浸漬し、 摂氏80度で加温します。 2.加温により木材が膨張、内部の空気・水が放出されます。 3.加温後、 自然冷却させると木材内部に液体ガラスが吸入、吸着されます。
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株式会社ニッコーは、水性領域をでゾルゲルと同じ反応をする錯体ゲル法を4年間にわたり研究開発し、実用化させました。錯体ゲルとは水性領域でシリカゾルと有機組成物を反応させることで有機合成シリカ膜を形成させる技術です。有機変性させたシリカ膜は柔軟性に優れ、通気性が存在するため、厚くシリカ膜を形成(20ミクロン以上)たり、木材内部にガラス質を形成させる等、豊富な無機化学技術を用い、注目を浴びている企業です。