注入管の撤去が必要な工事に。最終的に地盤中で分解する事が必要な工事に。生分解性で環境にやさしい注入管です。
従来の薬液注入工法(二重管ダブルパッカ工法など)では、注入に使用した注入管(注入外管と呼ばれる。主に塩ビ管が用いられる)は地盤中に残置されることが一般的であるため、注入後に掘削等を実施する場合には、残置した注入管が掘削時の障害となるなどの課題がありました。 そのため、既存の注入管と同程度の施工性を有し、土中、淡水中、海水中、堆肥中においては時間の経過と共に微生物により分解し、最終的には炭酸ガスと水になる環境保全型の生分解性注入管を開発しました。
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基本情報
【特長】 1.自然に還っていくプラスチックです:土壌中、淡水中、海水中、堆肥中で微生物により生分解され、最終的には炭酸ガスと水になります。 2.従来のチューブと同等に施工が可能です:従来の注入管と同じ外径8mm、内径6mmのフレキシブルな構造で、軟質系の生分解性樹脂を押し出し加工し、製作しています。 3.焼却も簡単です:焼却されても燃焼カロリーが低く(ポリエチレンの約半分)、容易に焼却処理が可能です。
価格情報
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用途/実績例
【施工事例】 超多点注入工法(多点同時注入工法)による開削工法による道路トンネル工事において、山留めの止水対策を行い、止水対策後、改良箇所を掘削し、本体工を構築するため、掘削時の施工性を考慮し、生分解性注入管「バイオチューブ」が採用されました。地盤改良施工後1年経過時にバイオチューブを回収し、分解状況の観察と残存率の評価、引張試験による劣化状況の確認を行い十分に分解が進んでいることを確認しました。 【主な用途】 ・薬液注入後に注入管の撤去を求められる工事 ・土壌埋設管にも環境への配慮が求められる工事 【適用工法】 ・超多点注入工法(多点同時注入工法) ※詳しい技術資料・カタログは当社HPの問い合わせフォームよりご請求下さい。
企業情報
強化土エンジニヤリングは1969年創業以来、創造(クリエイティブ)、 挑戦(チャレンジ)、連携(コラボレーション)の3Cをキーワードに 「継続こそ力なり」を企業理念に掲げ、産学協同研究、異業種共同研究、 などを通して、地盤強化分野での技術革新と新市場の創造に 取り組んで参りました。 強みは、地盤改良・強化分野で常に先端の技術を行く企画力と開発力、 そして地盤注入開発機構がもつ市場への技術発信力であると言えます。 当社が持つ様々な知的財産による社会貢献を目指して邁進していく所存です。