コンクリート構造物の止水・防水・表面保護・断面修復・ひび割れ補修・打継ぎ部および木コン部防水処理に、CS−21
CS-21は、無機質の無色透明な水溶液です。(株)アストンが1993年に開発し、国内で製造を行っている国産材料です。=特長:水和反応活性成分を含有し、コンクリートの材齢を問わず効果を発揮する。表面から塗布することで、目視では発見し難い微細ひび割れ深部を含む表層部に浸透して緻密化し、水および各種劣化因子の侵入を抑制して、防水および表面保護(劣化抑制)効果を発揮する。=土木分野では、中性化・塩害・凍害等の予防保全対策としての表面保護やひび割れ補修等に、建築分野では、新築建築物(屋上駐車場・地下・水槽等)の防水等に適用されています。=材料分類:コンクリートライブラリー137けい酸塩系表面含浸工法の設計施工指針(案)における分類では、「反応型けい酸塩系表面含浸材」に該当し、コンクリートライブラリー119表面保護工法設計施工指針(案)における分類では、主成分より「けい酸ナトリウム系表面含浸材」、施工仕様により「防水を目的とする場合」に該当する製品です。
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基本情報
CS-21を硬化したコンクリート表面に塗布することで、既存の微細ひび割れなどの空隙を充填して表層部を緻密化し、施工後に新たに発生する微細ひび割れなどの空隙も充填します。この性能により、水や各種劣化因子の侵入を長期にわたり抑制します。 ◇ 水和反応活性剤を含有しており、新設から材齢の古いコンクリートまで、材齢を問わず効果を発揮します ◇ 空隙の充填率を高めるため、高濃度の材料を原液のまま使用します。散水を併用した塗布により、少ない塗布回数でより多くの固形分を浸透させることができます ◇ 表面に塗布することで、視認し難い微細ひび割れを補修し、水密性・耐久性を向上させます ◆ コンクリート構造物(駐車場・屋上・地下・水槽等)の躯体防水が可能です ◆ かぶりコンクリートを健全に保ち、鋼材腐食を抑制して構造物を長寿命化させます ◆ 無機質材で水道施設に適用可能な安全性(JWWA Z 108)が確認されており、環境負荷を抑制します ※ 打継ぎ部の防水・劣化抑制対策、漏水補修、ひび割れ注入等にも適用可能です ●その他の機能や詳細については、カタログをダウンロードして下さい。
価格情報
8,000円/kg(荷姿:5kg缶、税・送料別) ■材料費 掲載情報 物価本:積算資料 公表価格版 2024年4月号 P179 WEB:けんせつPlaza https://www.kensetsu-plaza.com/details/ci2640800_mi142120
納期
~ 1週間
※数量によって納期が変動しますので、お気軽にお問い合わせください
用途/実績例
【用途】 コンクリート構造物の ・防水(駐車場,屋上,橋面,水槽,地下など) ・表面保護(中性化抑制,塩害抑制,凍結融解抵抗性向上など) ・ひび割れ補修(塗布または注入) ・止水(漏水補修)など 【実績】 施工実績 2,824件(2024年9月現在*) 発注者別 ・国土交通省 448件 ・公共機関 1018件 ・民間等 1358件 工法別 ・表面保護 1,128件 約 63万m2 ・躯体防水 1,013件 約233万m2 ・打継ぎ部/木コン部処理 179件 ・改修/断面修復 246件 ・ひび割れ補修/漏水補修 258件 *上記データは、アストン協会(2002年設立)会員からの報告による発注工事のみ掲載 【備考】 CS-21工法による効果を有効に発揮させるため、開発会社であり製造販売を行う(株)アストンは、全国の特約店・特約施工店と共にアストン協会を設立し、管理者を育成する等技術の向上に努め、アストン協会員による責任施工または技術指導による施工体制を実施しています。
詳細情報
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CS-21は、無機質の無色透明な水溶液です。 硬化したコンクリート塗布(散布)または注入し浸透(含浸)させることで、既存の微細空隙および施工後新たに発生する微細空隙を充填する性質があります。 開発当初(1993年)は、漏水補修工事おける注入止水材としての位置付けでしたが、その後、塗布材としても適用されるようになり、現在では、コンクリート構造物の表面保護、躯体防水、打継ぎ部処理、ひび割れ補修等に用途が拡大しています。 用途の拡大と共に、各工法に対応した新たなシリーズ製品や補助剤の開発・製品化も順次進めております。 そのため、目的の効果を発揮させるためには、各材料の反応特性を理解し、現場のコンクリートの状態や環境にあわせて適切な工法・材料を選定して施工を行うことが重要となります。 選定したCS-21シリーズ製品を使用した各工法による効果を有効に発揮させるため、開発会社であり製造販売を行う(株)アストンと全国の特約店・特約施工店と共にアストン協会を2002年に設立し、管理者を育成する等技術の向上に努め、アストン協会員による責任施工または技術指導による施工体制を実施しています。
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CS-21(CS-21シリーズ製品・液体)は、施工目的に応じて選定される各工法ごとに、コンクリートへの使用方法が異なります。 ・表面保護・躯体防水などの場合は、表面に、ローラー刷毛等で塗布 ・打継ぎ部処理など場合は、打継ぎ面に、噴霧器等で散布 ・漏水補修(止水)などの場合は、注入器具で注入 ※詳細については、アストン オフィシャル ウェブサイト( https://www.cs21.jp/ )をご覧ください。 ■駐車場・屋上・地下・水槽等のコンクリート躯体防水については、コンクリート躯体防水研究会 ウェブサイト( https://www.cswpd.jp/ )をご覧ください。
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【CS-21 施工手順】『CS-21』塗布工法の施工手順 ■標準仕様(ロスを含まない) ・CS1工法:200g/m2×1回 ・CS2工法:150g/m2×2回 ※リーフレット:P2[裏面]↓に掲載 https://www.cs21.jp/top/products/cs21/
カタログ(16)
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企業情報
株式会社アストンは、CS-21シリーズ製品の開発・製造会社 ■CS-21シリーズ製品の基となった『CS-21』は、開発当初(1993年)、漏水補修工事おける注入止水材でしたが、その後、塗布材としても適用され、現在では、コンクリート構造物の表面保護、躯体防水、打継ぎ部処理、ひび割れ補修等に用途が拡大 ■用途の拡大と共に、各工法に対応した新たなシリーズ製品や補助剤を開発・製品化 ■目的の効果を発揮させるためには、製品の反応特性を理解し、現場のコンクリートの状態や環境にあわせて適切な工法を選定して施工を行うことが重要 ■選定した製品・工法による効果を有効に発揮させるため、全国の特約店・特約施工店と共にアストン協会を2002年に設立し、管理者を育成する等技術の向上に努め、アストン協会員会社による責任施工または技術指導による施工体制を実施 ※工法の難易度が低く、比較的、施工が容易な一部の製品(CS-21ネオ・CS-21ひび割れ補修セット)等については、アストン協会員会社より、材料販売対応もあり:アストン協会員リスト(北海道~沖縄)→ https://www.cs21.jp/top/associ01/