【今日のANSYS】ANSYS Fluentのファイバーモジュール

今日は少し視点を変えて、ANSYS Fluentのオプション機能である「ファイバーモジュール」についてご紹介します。
本モジュールは、紡糸工程の溶融紡糸や乾式紡糸をモデリングすることが可能です。
Fluentの通常のCFDメッシュと、独立した1次元の糸のメッシュ(グリッド)を相互連成して、
融液の固化や揮発など、様々な物理現象をシミュレーションすることができます。
紡糸にはメルトスピニング・ドライスピニング・ウェットスピニング3つの方法があります。
現状のANSYS Fluentとファイバーモジュールでシミュレーション可能なのは、メルトスピニングとドライスピニングです。
周辺流体計算と糸計算の相互連成を考慮した計算で、糸流れの変化に伴う周辺流体の流れ場、温度場などを得たり、
周辺流体の変化に伴う糸の局所的な情報を得ることができます。
シミュレーションに必要な各種設定は、もちろんGUI上で可能です。
機能性が高いのがANSYS Fluentファーバーモジュールの特徴です。
※詳細は下記リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。

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