北陸電力と丸紅新電力、加賀東芝エレクトロニクスへ再エネ供給を開始

北陸電力(富山県)と丸紅新電力(東京都)は6月17日、加賀東芝エレクトロニクス(石川県能美市)への再生可能エネルギーの供給を始めたと発表しました。この取り組みにより、年間約1万3,000トンのCO₂排出削減が見込まれ、これは一般家庭約5,000世帯分の排出量に相当します。
このプロジェクトでは、丸紅新電力が複数の太陽光発電所で発電した電力を集約し、北陸電力がオフサイトコーポレートPPAの形で加賀東芝エレクトロニクスに供給します。合計発電容量は約24MW、年間発電量は約27GWhで、6月から20年間にわたる供給を開始しました。
北陸電力は2030年代早期までに再エネ開発を100万kW以上増やす目標を掲げており、PPAなどのサービス拡大を進めています。丸紅新電力も2030年までに再エネ取扱量を500万kWに増やす計画です。両社は脱炭素社会の実現と持続可能な社会づくりに貢献していく考えです。

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