禎子の折り鶴を世界中の⼈に届けるプロジェクト G7サミット参加の各国首脳やローマ教皇、オバマ元大統領に寄贈

キャステムは精密鋳造技術と最新のデジタル技術を掛け合わせ金属で再現した、佐々木禎子さんの折り鶴「SADAKO」を製造販売しています。
取り組みのきっかけは、広島市に投下された原爆で命を落とした禎子さんの折り鶴の保存と継承の課題でした。現在、佐々木家と広島平和記念資料館に残る折り鶴は約100羽。国内外から寄贈の要望があるものの、数に限りがありすべての要望に応えることができません。紙製のため劣化が進み、適切な保存には専門知識や高額な設備が必要でした。
こうした課題解決のため、キャステムは3Dスキャンと精密鋳造技術を活用し、禎子さんの折り鶴を精密に再現。紙の質感や折り目まで忠実に再現されたステンレス製のSADAKOは永続的に保存可能で、世界中に平和のメッセージを伝えられるようになりました。
SADAKOは2023年のG7広島サミットで各国首脳に贈呈され、2024年にはローマ教皇、2025年にオバマ元大統領にも贈られ、平和への願いを世界に広める役割を果たしています。キャステムは、この物語と折り鶴の象徴的な力を信じ、平和への貢献を目指して、今後もSADAKOを世界中の⼈に届けるプロジェクトを推進していきます。

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