鉄筋コンクリート面的補修工法(サビラン浸透防錆工法)
サビランAを鉄筋コンクリート表面に塗布することで防錆剤(亜硝酸イオン)が浸透し鉄筋に不動態被膜を形成させ、防錆処理が行われます!
本技術は、浸透性の防錆剤を鉄筋コンクリート表面に塗布して、非破壊で内部鉄筋を防錆する防錆工法です。 従来も鉄筋コンクリート表面に塗布する工法は存在しましたが、外部からの劣化因子の進入抑制には効果的であるのに、既に内在する劣化因子(塩化物イオン、既中性化領域等)への抑制効果は殆どないことから、十分な防錆効果は期待できていませんでした。 本技術では、新たに開発した高浸透性防錆剤(サビランA)を既設コンクリート表面に塗布後、内部に十分に浸透させて(サビランAの表面張力は従来品の1/2.7)内在劣化因子による鉄筋の潜在劣化を非破壊的に抑制します。更に、水密性向上剤(サビランP)の塗布により、外部からの劣化因子の更なる進入を同時に抑制するという工法により、鉄筋コンクリート中の鉄筋に対して、長期にわたり、安定的に防錆効果を発揮します。 ■サビランAの浸透性向上の技術的説明 下記の複合型界面活性剤を配合した防錆剤組成物の作用により、サビランによる防錆効果が得られます。 ・特定のエーテル型ノニオン界面活性剤(表面張力低下能が最大) ・水難溶性の特定界面活性剤(濡れ性向上能大)
- 企業:NTTインフラネット株式会社
- 価格:応相談