品質・コスト・環境負荷を下げるエルニード工法とは?
現場での地盤改良工事において、他工法と「エルニード工法」の違いについて、今回は2つの観点から解説します。 ▼違い1:残土処理と環境配慮▼ 例えば柱状改良では、掘削した土は廃棄されることが一般的です。そのため、残土は産業廃棄物扱いとなることが多く、処分費用が増大し、環境負荷も大きくなります。 一方、エルニード工法では、掘削時の現場発生土をそのまま再利用。 粘性土でも約35%程度の残土量、砂質地盤であれば残土はほぼゼロに抑えられます。 ▼違い2:狙った強度が「そのまま出せる」品質管理▼ 多くの地盤改良工法では、事前配合試験と実際の現場強度に大きな差が生じやすく、強度のばらつきから「安全率」を大きく取る必要があります。 たとえば、従来工法では【現場供試体強度/事前配合試験強度=0.2〜0.8程度 ※】になることが一般的です。 (※ここでの[=0.2〜0.8程度] の[=]は、数値に振れ幅があるので[ニアリーイコール]とご認識ください。) しかしエルニード工法では、【供試体強度/配合試験強度 ≧ 1.0】を実現。 つまり、事前の室内試験と同等以上の強度が現場で得られています。
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エルニード協会では、「スーパーラップル基礎工法(エルニード工法)」を 取り扱っております。 本工法は、建設発生土に水とセメント系固化材を加えて混合してできる 安定処理土を用い、建設基礎のラップルコンクリート工法をより改良した工法。 当社の会員企業は東北~九州までいるため、全国からの要望に対応可能です。 ご用命の際は、お気軽にお問い合わせください。