塗料は時間経過と共に硬化、塗膜となり表面を保護してくれます。 塗膜の厚みの事を膜厚と呼びます。
《膜厚とは?》 膜厚とは「塗料が完全硬化した塗膜の厚み」の事で、μ/µm(ミクロン/マイクロメートル)の単位で表されます。 1μm=0.001mmとものすごく細かい単位となります。 一般的な機械塗装の場合、原田鉄工では下記の膜厚になる事が多いです。 下塗りのみ 15µm~75µm 上塗りまで 300µm~500µm 塗料の種類や使用されている環境によって減少度合は変わってきますが 膜厚は毎年少しづつ消耗し、少なくなってしまいます。 なので塗装はたった10μm、100μmの膜厚で耐久年数が大きく変わってしまいます。 しかしながら、単純に膜厚は厚ければ良い!という訳ではありません。 全ての塗料1つ1つに保護能力が最大限に発揮される規定膜厚が定められているんです。(各メーカーの塗料説明書を参照) 厚すぎず、薄すぎず適切な厚みの塗膜を形成する事がベストとなります! ただ塗装するだけではなく、膜厚をしっかり管理して適切な膜厚値に収める事が非常に重要です! 原田鉄工では厳しい膜厚管理の中で多くの製品を塗装してきました。 塗装でお困りな事がありましたら、是非ご相談ください。
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基本情報
『規定膜厚を大きく上回っている場合・・・』 厚すぎる膜厚は塗料が硬化不良を起こしたり、ひび割れや剥離などの原因となってしまいます。 せっかく塗装しても剥がれたり、硬化しなかったら意味がありません。 『規定膜厚を大きく下回っている場合・・・』 薄すぎる膜厚は当たり前ですが、塗料の保護性能を十分に発揮する事ができません。 本来の想定された耐久年数を大きく下回ってしまう可能性が高いです。 《膜厚の計測方法》 膜厚を計測する機械「膜厚計」を使用します。 乾燥した塗膜の膜厚を計測し、適切な膜厚であるかを検査します。 精密機械なので使用前は校正を行い、計測する事を徹底しましょう。 《膜厚の調整方法》 各塗装工程後、塗料が完全硬化したら膜厚計で塗装膜厚を計測します。 複雑な形状をした製品を均一な膜厚にする事は熟練の塗装工でも容易ではなく、必ず計測点によってバラつきが発生してしまいます。 この膜厚のバラつきを無くすために厚い箇所はサンドペーパー等で膜厚を減らし、薄い箇所はタッチアップ等で膜厚を追加するといった作業が必要になります。 詳しくは下記URLをご参照下さい。
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お客様の困ったを良かったに そんなお客様のご要望にお応え致します。 「無」から「有」へ。 「大量生産」ではなく「オンリーワン」の創造。 そのお望みを叶えるのが、原田鉄工です。 様々なお客様のニーズにお応えできるよう材料調達から塗装、据付けまで一貫した生産サービスを提供し、納期短縮とトータルコスト削減のお手伝い。 創業70年以上の長い経験の中で磨き上げた技能とノウハウにより、更なる製品の「高付加価値」を提供する為に全力で取り組んでおります。 製作、塗装についての相談などありましたら、何でもお気軽にご連絡ください。 お待ちしております。 ブラスト・塗装の事ならお任せください。 原田鉄工株式会社 広島 TEL:082-232-2445 FAX:082-293-0286 担当:垰(タオ) 携帯:090-3742-9768 メール:bousei@harada-tekkou.co.jp ご相談、御見積りなどご気軽に連絡下さい。
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当社は、多様な現場のニーズに合わせた製造を行っております。 能力・立地の良さと徹底した品質管理や納期管理で、お客様のご要望に対応。 材料発注から製缶、加工、素地調整、塗装まで全てお任せください。 また、防錆に関して長年に渡り研究開発に努め、「防錆部」として確固たる 技術と設備を有しており、塗装の色剥ぎ作業等も行っております。 ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。