シート継ぎ目部の品質を飛躍的に向上。
▼概要 HKS工法は、厳しい腐食環境に曝されるコンクリートに適用する防食被覆工法です。従来のプリプレ グ後貼り型シートライニング工法では継ぎ目部分がラップとなるため、紫外線が充分照射できず未硬化となるケースが懸念されていました。HKS工法の継ぎ目処理は、高耐食性ビニルエステル樹脂FRP製の成形ジョイント材で目地処理を行う画期的な防食被覆工法です。 ▼特長 プライマーを塗布したコンクリート面や断面修復面にHKSシートを貼付けた後、紫外線を照射することで完全硬化してコンクリートと一体化する工法です。目地は、FRP成型品を耐食性の高いシール材で設置する二重構造であり、耐久性に優れています。シートを重ねて目地処理を行う従来のプリプレグ後貼り型シートライニング工法に比べ施工性に優れています。また、下水道関連施設の過酷な腐食環境に対して十分な耐食性能を有します。
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▼対象施設 ・下水道関連施設 初沈、スカムピット、共通水路、汚泥処理水槽、汚泥処理ピット、マンホール、管路など、腐食環境I類とIIの施設への対応が可能です。 ・下水道類似施設、し尿処理施設 廃棄物・ゴミ処理施設などで、コンクリート腐食が極度に見られる施設への対応が可能です。 ・民間施設 工場内の排水槽、ビルピットなどの腐食環境に曝される施設への対応が可能です。
詳細情報
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日本下水道事業団 「下水道コンクリート構造物の腐食抑制技術及び防食技術マニュアル」 成型品後貼り型シートライニング工法D種の品質規格に適合。
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日本ジッコウは、コンクリートの防食工事をはじめ関連する諸資材の生産や販売を通じて社会に貢献する総合エンジニアリンググループの中核企業です。 いま日本は、上下水道など社会資本の高普及時代を迎え、膨大な数のコンクリート製の施設がストックされる一方、その老朽化と劣化が進み、今後これらの施設を維持していくためには、体系的で効果的な補修改修対策を、計画的に実施することが急がれる課題とされています。 日本ジッコウとそのグループ企業は、こうした課題の解決に劣化環境要因と施設特性に基づいた最適の劣化防止対策の提案と優れた施工技術で対応し、コンクリート構造物のあらゆる維持管理ニーズにお応えしています。