試料中の特定の鉱物の含有量(wt%)を知りたい場合にお勧めの手法です。
X線回折分析で得られる回折線の強度はその鉱物の含有量に依存することを利用した定量分析法です。 含有量既知の試料から検量線を作成し、内部標準物質を添加することにより質量吸収係数(試料自体がX線を吸収する程度を表す係数)の影響を考慮せず定量することが可能です。 ただし、共生鉱物と回折線が重複したり、検量線を作成するための純粋な標準物質の入手が困難であったりする試料に対しては定量分析はできません。
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基本情報
・定性分析(構成鉱物の把握) ・検量線の作成 ・定量分析用の測定、定量解析 ・報告書作成
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納期
用途/実績例
石英や方解石などは回折線の重複が少なく標準試料の調達も容易ですので内部標準法での定量分析に向いています。 また、スメクタイトでの定量実績もございます。
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当社は、地質学と環境科学の確かな知識と豊かな経験をもって、 地質調査や地熱エネルギーの利活用、環境問題などに携わっています。 主に地質・地熱に関連した調査業務、分析業務、解析業務を展開。各業務に 専門知識と豊富な経験を有したスタッフを配置し、業務に取り組んでいます。 「地球を知る・測る・解る」に関することは、当社にお任せください。