非接触で路面状態(乾燥、湿潤、濡れ、シャーベット、雪または霜、凍結)、水氷膜厚、摩擦係数、路面温度等を計測!モバイル対応
路面状態検知システムRWS10は、基本的な道路気象測定を網羅したコンパクトなシステムです。本製品は、冬季の道路メンテナンスを最適化するためのツールとして設計され、今までの路面状態計と同等のパフォーマンスを発揮しつつ、低価格での生産を実現しました。機器は道路沿いにある既存のポール等に設置でき、路面の状態や摩擦係数をリアルタイムで把握することができます。また、設置自体も簡単で、既存のマストへの設置であれば1時間もかからず設置することができます。 水・氷層の厚さをミリ単位で最大5mmまで測定し、その測定した路面状態や水・氷の膜厚の情報を使って摩擦係数を推定します。測定結果はサーバーに送られ、すべてのデータはオンラインで閲覧することができます。また、測定データは、他のデータ管理システムに統合することができます。
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基本情報
測定ユニット構成:RCM411Rセンサ、RTD411センサ、大気圧 寸法: 【RCM411】 長さ:100 mm 直径:75 mm 重量:750 g(センサ部分のみ) 【RTD411】 200×120×80 mm 重量:500 g(シールド部分除く) 電源:9~30 VDC 消費電力:< 10 W 動作温度範囲:-40~+60℃ 厚み分解能:0.01 mm (0~5 mm範囲)(水膜厚、氷膜厚) 厚み精度:水の膜厚1.0 mm以下 0.1、 1.0 mm以上 10 % 摩擦分解能:0.01 摩擦精度:0.10(制動摩擦基準値に対する標準偏差として) 出力:RCM内蔵ユニットへのRS-232シリアル接続 出力項目:路面状態(乾燥、湿潤、濡れ、シャーベット、雪または霜、凍結)、水・氷膜厚、摩擦係数、路面温度、露点温度、気圧、気温、地中温度(推定)、風速 設置:木製ポール、金属製ポール、その他適切な固定場所への設置 ユーザーインターフェース:データはサーバーへ転送され、路面マップ上で閲覧可能
価格帯
100万円 ~ 500万円
納期
用途/実績例
道路気象ステーションでの計測 自動車のテストコース
詳細情報
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測定された結果はサーバーに送られ、すべてのデータはオンラインの路面状態マップで閲覧することができます。下図は、路面状態マップのデータ表示画面です。表示されているパラメータは路面状態(乾燥、湿潤、濡れ、シャーベット、霜、雪、凍結)が色でわかるようになっています。摩擦係数などの測定値は画面下部のグラフに表示されています。
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ユーザのニーズに合った構成が構築できます。 タイプA :スタンドアロンでの使用、または既存システム受信装置へのデータ転送 タイプB :標準構成 Teconer社のクラウドサーバへデータ転送し、Web画面でデータ表示 タイプC :ユーザのデータサーバへデータ転送
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RWS10に搭載されているRCM411Rセンサは、路面に赤外線を照射し、光の反射を測定します。路面を水や氷が覆っている場合、反射される光は校正値と比較して減衰したものになります。これは水や氷により赤外光が吸収されるためです。信号の減衰の程度は氷や水の量に依存するため、反射量を解析することで路面状態を把握することが可能となります。雪はスペクトル上で氷として見え、硬い氷と区別することができます。測定データの解析は、センサーのマイクロプロセッサーで実行されます。
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システムインテグレーターとは、システムの設計、構築、導入、保守、運用などの業務を一貫して請け負う事業者のことです。 クリマテックでは、「こういう計測できますか?」というお問い合わせをよくいただいております。 自然計測のシステムインテグレーターである弊社だからこそ、様々な自然環境下での導入実績があり、砂漠、雪山、海上など、どのような条件の中でも、ベストなご提案をさせていただきます。