スチームエンジンとエネルギー変換実験装置
ボイラーとスチームエンジンを利用して熱エネルギー変換と動力測定、熱力学の基本原理を学びます。 給水ポンプによって貯水槽から組み上げられた水はボイラーで過熱され蒸気となって2気筒スチームエンジンを駆動します。エンジンを出た蒸気は水冷式コンデンサを通過し排水タンク又は蒸気量計測容器へ入ります。 スチームエンジンに接続された手動式負荷装置は、エンジン回転速度とトルク、出力を測定、熱電対がボイラー内温度、絞り熱量計温度、コンデンサ用冷却水の出入口温度を測定しデジタル表示します。絞り熱量計は熱量から蒸気の乾き度を測定します。 2個のアナログゲージはボイラーとエンジンの入口圧力を表示し、電気メータはヒータ電力を表示します。 ランキンサイクルの解析とウィランズ線図を含むスチームプラント性能の検証、飽和蒸気のボイラー実験により圧力と温度との関係を明確にします。 安全のためボイラー内水位低下によりヒータが過熱した時、ヒータは自動停止しランプが点灯します。またボイラーの安全弁が圧力を制限します。
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基本情報
TD1050仕様 寸法・重量:1000 x 800 x H1700、約190kg 電 源:単相AC200V/40A、50/60Hz モータ出力:約80W(2000rpm時) 電気ヒータ:2個 最大圧力:約350kPa(安全弁設定400kPa) スチームエンジン:2気筒、26cc、内径25.4mm、行程25.4mm エンジンオイル:ENSISオイル、20W/30又は20W/50 給油装置用オイル:Duckhams GALREX8(スチームオイル) ヒータ:投入式ヒータ2個、温度スイッチ付き ヒータ出力:3kW x2個 ボイラー最大圧力:350kPa ボイラー安全弁:400kPa(約350kPaから作動) 熱電対:K型熱電対x4ヶ所 必要設備:不純物の少ない冷水(1.5℃~15℃)、給水量 最大2.5L/min、水圧力 0.2bar~3bar、排水設備 操作温度範囲:+5℃から+40℃
価格帯
納期
用途/実績例
ボイラーとスチームエンジンを利用して熱エネルギー変換と動力測定、熱力学の基本原理を学びます。 給水ポンプによって貯水槽から組み上げられた水はボイラーで過熱され蒸気となって2気筒スチームエンジンを駆動します。エンジンを出た蒸気は水冷式コンデンサを通過し排水タンク又は蒸気量計測容器へ入ります。
詳細情報
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独自の計算式入力やレイアウト変更が可能 VDAS-F(別売)の画面図
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システム参考図
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スチームエンジン参考図
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TD1050配線参考図
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TD1050実験装置の熱力学システム図
カタログ(1)
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メガケムは全国の大学、短大、高専、高等学校、専門学校へ各種実験、実習装置の設計・製作・輸入販売を行っています。 世界は様々な分野において発展を遂げてきましたが、私たちの地球環境は自らによって乱され限界に近づいている様に思えます。地球環境と共生する新しい日本の技術を世界は求めています。