広い注入工間隔(2 ~ 4m)で大きな吐出速度(20 ~ 30ℓ/min)で注入できる、急速浸透注入工法
エキスパッカ工法はエキスパンドパッカ(EXPAND PACKER)工法の略称です。本工法は、ジオバッグを膨張させることにより土中に削孔径よりも大きなソイルパッカを形成し、上下のソイルパッカ間に大きな柱状浸透源を確保することができるため、削孔間隔を大きくとり、大きな吐出量で低圧で土粒子間浸透による広範囲の注入を可能としたものです。 【用途】 ●構造物直下の補強・液状化対策 ●基礎の耐震強化 ●開削工事に伴う底盤改良 ●タンク基礎における遮水壁構築 ●護岸の吸出し防止・補強 ●トンネル掘削工事に伴う補強 ●地中連壁欠損箇所の補強
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基本情報
【特徴】 広い注入工間隔(2 ~ 4m)で大きな吐出速度(20 ~ 30リットル/min)で注入できます。 単位改良土量当たりの掘削孔本数が少なく、注入時間が少なく済みます。 柱状浸透源を確実に確保し、その浸透源が大きいことにより、単位浸透面積当たりの浸透速度は小さく低圧浸透注入が可能です。 専用注入材「パーマロックASF シリーズ」は数時間の連続注入が可能であり、0.1 ~ 0.2MN/ m2の恒久改良地盤を形成します。 専用注入材「ハイブリッドシリカ」は3.0 ~ 5.0MN/ m2の高強度改良地盤を形成します。 【施工手順】 1.注入外管建て込み後、ジオバッグを膨張させて柱状の浸透源を構築する。 2.ジオバッグ内に充填されたジオパックグラウトが一部透過し、ジオバッグ周辺の地盤を弱アルカリ化(ソイルパッカ)する。 3.ソイルパッカにより注入管伝いのリークを防止する。 4.大きな柱状浸透源から注入を行うため大吐出でも低圧注入が可能。
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用途/実績例
【用途】 ●構造物直下の補強・液状化対策 ●基礎の耐震強化 ●開削工事に伴う底盤改良 ●タンク基礎における遮水壁構築 ●護岸の吸出し防止・補強 ●トンネル掘削工事に伴う補強 ●地中連壁欠損箇所の補強
企業情報
当社は、創立当初は、独自のグラウト工法で「地盤改良分野」を中心に 国土建設の一翼を担いました。 その後、社会資本整備の変遷に呼応する形で、時代のニーズに適応する技術を 磨き上げ、また時には獲得することで業容拡大を図り、現在では 「地盤改良事業」「斜面防災事業」「管路事業」の3つの柱を築くに至っています。