ホウ酸配合防蟻気密パテ「ボレイトフィラー」
「ボレイトフィラー」は自然素材である主成分の「ホウ酸」を、扱いやすいように粘土タイプの基材に混入し、防蟻性能を持たせた害虫侵入防止材、 気密・充填材として、屋外・屋内を問わずお使いいただけます。 ・床下基礎コンクリートへのシロアリや不快害虫等の侵入防止に ・屋外、屋内を問わず、隙間への充填や気密性の向上に ・再度練り込むことにより、形状の調整や再密着も可能 難燃性があり不乾性で接着・粘着性があるため、再度練ることにより成形し、繰り返し使用することが可能です。適度な柔軟性を保つことにより施工箇所への密着を維持します。 主成分の「ホウ酸」は無色・無臭でVOC(揮発性有機化合物)を含まず、周囲の空気を汚さずに安全を保つことができ、また、無機鉱物のため成分分解せず、長期間防蟻効果が持続します。 「ボレイトフィラー」は使用に特別な道具を必要としません。パッケージから取り出し、適量を適度に練り、使用したい箇所に密着させるだけで、隙間からのシロアリ等の侵入リスクを下げることができます。
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基本情報
■防蟻性能 (公社)日本木材保存協会規格JWPAS-TS(-1)(2011)室内効力試験性能基準 仕様 ■主成分 八ホウ酸二ナトリウム四水和物 10.0% ■重量 個別包装 1kg(NET) ■梱包 1kg × 2個入り ■JANコード 4580044821152
価格情報
希望小売価格:1パッケージ2個入 5,000円(税別・送料別)
価格帯
~ 1万円
納期
~ 1週間
用途/実績例
主に基礎コンクリート部のシロアリ侵入経路となる隙間の防蟻処理。配管部/セパレート金具/水抜き穴/基礎断熱材の接合部/コンクリート打継部/玄関土間コンクリート打継部など。 キッチンや洗面所の給排水管立ち上がりの隙間、害虫の侵入経路の隙間等。外壁の小さな開口部、隙間等。気密性向上のための充填材としてもご使用いただけます。 温度が5℃を下回ると硬くなります。温めてご使用ください。 50℃を超える高温の場合、融解し形状の維持ができなくなり、垂れ落ちる可能性もあります。 施工部の汚れを良く除き、乾燥させて下さい。 接着箇所が水に濡れている場合は密着性が落ち、浮きや、剥がれが生じる場合があります。水気をよく乾燥させてからお使いください。
企業情報
意味のない合成殺虫剤処理 これまで日本では木の家を新築する際、ほとんどの場合、合成殺虫剤による防腐防蟻処理がおこなわれてきました。農薬を由来とする合成殺虫剤は効果が長続きしないことから、数年に一度は再処理が必要となります。しかし、きちんと再処理するには経済的な負担が大きくなるだけでなく、住まい手の健康や生態系など地球環境にとってもリスクがありました。そのため、実際に再処理されている家はごく僅かで、今ある日本の木の家のほとんどは腐れやシロアリに対して無防備な状態にあるのが現実です。 これからの防腐防蟻は「ホウ酸」で 一方で自然素材である「ホウ酸」に防腐防蟻効果があることをご存知でしょうか。農薬に厳しい欧米では、すでにホウ酸処理がスタンダードになっており、日本においてもきちんとした知識と技術があれば、安全・安心なホウ酸で防腐防蟻対策がおこなえます。ホウ酸は、無機物であることから揮発せず、新築時に処理すれば効果が長期にわたって続きます。再処理を必要としないため経済的にも安心です。安全性が高いことから全構造材に処理することができ、拡大しているアメリカカンザイシロアリの被害にも対策できるのが強みです。