ポリマーセメントモルタルによる既設モルタル面の補修・保護工法
ポリマーセメントモルタルによる法面のモルタルやコンクリートの表面保護を行い、さらに本材料に最適化された小型専用機により混錬、圧送、吹付までの広範囲な一連の施工が可能で、材料品質、施工効率、安全性、経済性の向上が期待できる工法です。 1.産業廃棄物の抑制(剥ぎ取りを必要としない・リバンドが極少) 2.最小限の交通規制(大規模な仮設防護柵が不要) 3.狭い施工ヤード (大規模な吹付プラント等は使用しない) 4.工事費の節約 (従来工法の1/2程度の経済的な工法) 5.工期の短縮 (工期の大幅な短縮) 6.環境コストの低減(使用機械が小型のためCO2排出量の削減 )
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基本情報
特に広大な法面の補修工法として適当な吹付けによる施工法にも適用できるよう十分に厳選された細骨材を配合したプレミックスのセメントモルタルをベースに既存躯体との接着力を発揮するための混和材としてポリマーを加えたポリマーセメントモルタル(PCM)です。 ポリマーによって付着性が大幅に向上するだけでなくその柔軟性とくに展伸性の高さからひび割れの再発防止が期待できます。しかも間隙を充填することにより物質遮断性が高まりモルタルやコンクリートにとって良好な保護効果が得られるのが特徴です。さらに短繊維ガラス繊維も配合されており、材齢経過とともにポリマー成分が硬化して柔軟性が低下した場合でも収縮や多少の躯体変形によってもバスクには過大なひび割れが生じにくく、また日射や温度による繰返し変形(疲労)に対しても抵抗性を向上させています。加えて副産物である高炉スラグ微粉末を配合して色目を改善するだけではなく、その潜在水硬性によって長期強度もまた向上させた「吹付け可能な環境負荷低減型繊維補強ポリマーセメントモルタル」がバスクなのです。
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用途/実績例
1.既設の老朽化したモルタル・コンクリート吹付法面 (風化・剥離・亀裂発生の防止) 2.コンクリート構造物の表面 (劣化・亀裂防止) 3.石積・擁壁及び砂防堰堤 (風化・剥離・亀裂発生の防止)
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株式会社マテリオリペアは、熊本県熊本市にあるバスク工法wideなどを行っている会社です。 バスク工法wideは、既設の老朽化したモルタル・コンクリ吹付を剥ぎ取らずに、「ガラス短繊維補強セメント及びエマルジョン樹脂による複合材料(バスク)」の材料特性(伸縮性・密着性・接着力の高さ)を活かし、既設モルタル吹付法面上のクラック補修、背面に生じる空洞充填を施し、さらに既設モルタル吹付全面にバスクを被覆する事により、クラックや剥離、剥落等の劣化進行を防止して、延命を図る補修・保護のリニューアル工法です。