公的な第三者機関の認証・確認による「明らかな安全」を追求した、高エネルギー吸収型ポケット式落石防護網
■概要 強靭防護網(きょうじんぼうごあみ)は、高強度な金網およびワイヤロープ、緩衝装置等の組合せにより、斜面上部で発生した落石を補足した際、落石エネルギーを効率よく吸収しながら、斜面下端まで安全に誘導することを目的とする、高エネルギー吸収型ポケット式落石防護網です。 落石対策便覧(平成29年12月)に記述されている、性能検証手法に基づき開発しており、要求性能における3つの観点(安全性・使用性・修復性)を実証済みです。 ■特徴 1.緩衝装置は工場組立て後に納品する為、施工時の設置工程・日数を削減。 2.実規模の性能検証実験は、一度載荷した供試体に対して部分補修を行った後、再載荷を実施し、性能が100%回復している事を実証済み。 3.性能評価シート・実験報告書を整理済みであり、要請に応じて提供可能。 ■ラインアップ・型式 縦ロープを排し、高強度な金網と横ロープ、緩衝装置を組合せた構造『ネットタイプ』(7型式)と、金網と高強度なロープを縦・横、格子状に組合わせた構造の『ロープタイプ』(1型式)があります。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
■国土交通省NETIS登録番号:HR-230013-A ■(一財)土木研究センター:建技審査証第2401号(適用範囲には諸条件があります) ■適用可能な範囲 ◇対応可能落石エネルギー_200kJ、400kJ、700kJ、1,000kJ、1,400kJ、2,500kJ、2,700kJ、5,000kJ ・実験装置の左右両端のコンクリート反力体に設置したアンカーは強固なH形鋼に固定されており、アンカー及び周辺の変形・変位によるエネルギー吸収はなく、部材(ロープ、緩衝装置等)にとって厳しい条件の実験となります。 ・表記の対応可能落石エネルギーは、左右両端にコンクリート反力体を設置した実験装置で確認した数値です。 ・なお、本工法を実際の現場で施工する場合は、支柱及びアンカーを直接、地盤に設置します。 ・実際の現場で設置するアンカーの設計荷重は、実験時に計測した荷重から決定されます。 ・アンカー長は引抜試験の結果や地盤データを基に決定し、設置後の確認試験で所定の耐力を確認します。 詳細はPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格情報
施工規模、諸条件(ロックアンカー種別と長さ、特殊メッキ・景観着色など)によって工事費単価は変動します。
納期
用途/実績例
■用途_落石防護施設 ・長大な斜面上部に落石発生源があり、道路脇まで急峻な地形が連続している箇所。 ・想定される落石エネルギーが、150kJ~5,000kJの箇所。 ・地形の起伏があり、ポケット式支柱の間隔を広く取りたい箇所(10m~19m)。 ■実績 ・公共工事における実績がメインです。 https://www.rcnet.co.jp/example/list.php?cd=22 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
ラインアップ(8)
型番 | 概要 |
---|---|
KB-NH3.2-1型 | 性能=200kJまで |
KB-NH3.2-2型 | 性能=400kJまで |
KB-NH-4.0-1型 | 性能=700kJまで |
KB-NH4.0-2型 | 性能=1,000kJまで |
KB-NH5.0-1型 | 性能=1,400kJまで |
KB-NF5.0-1型 | 性能=2,500kJまで |
KB-NF5.0-2型 | 性能=5,000kJまで |
KB-RS5.0 | 性能=2,700kJまで |
カタログ(1)
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シビル安全心株式会社は、落石、土砂崩壊、雪崩などの自然災害からの 脅威に対し、徹底して安全を追求した土木製品(工法)や 高付加価値サービスの提供に努めております。 落石防護工取扱い工法をはじめ、落石予防工取扱い工法、土砂崩壊対策取扱い 工法など様々な工法を提供しております。 ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。