地盤の液状化判定を従来法より経済的かつ効率的に実施できます。
ピエゾドライブコーン(Piezo Drive Cone)は、地盤の間隙水圧を動的貫入試験によって測定することで、原位置試験のみで地盤の液状化強度の評価を可能とした地盤調査技術です。 PDCでは、貫入抵抗値Nd値(換算N値)だけでなく、「打撃時に発生する残留間隙水圧比」、「残留間隙水圧比と細粒分含有率Fcの関係」から1打撃毎の細粒分含有率Fcを推定し、得られたNd値、Fc等から液状化強度を評価します。 深度1mに1点しか算出出来ない標準貫入試験と比較し、1打撃毎の自動計測を行うことにより地盤の不均質性を連続的に評価できます。 特に効果の高い適用範囲としては、沖積低地に広がる軟弱地盤で互層地盤となる不均質な地盤調査が最適です。 【特徴】 ○狭い場所でも設置は簡単 ○解析データもすぐに入手可能 ○軽くてコンパクト、移動もラクラク ○無駄の無い対策費 ○泥水が発生せず環境にやさしい 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【特徴】 ○ボーリング調査と同じ費用で、より多くの地点を調査できる ○詳細な調査データに基づいて、液状化調査を行うので、 不確定要素(地質リスク)の少ない評価ができる ○地盤の液状化評価をより詳細に行ない、液状化対策範囲を適正に定め、 工事段階での変更の少ない事業費を計上することができる ○工動的貫入装置を使用するため反力が不要 ○工車輪付きで人力で移動できるコンパクトな設計 ○ボーリング調査に比べて、占有面積が約30% (一般的なボーリング調査の占有面積が約20 平方メートル、 PDC の占有面積は約6平方メートル以下) ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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PDCコンソーシアムは、全国地質調査業協会連合会「新マーケット創出・提案型事業」の平成23年度事業のテーマ「間隙水圧を測定する動的貫入試験の実証と普及」に参加する企業により、地盤の液状化判定を従来法より経済的かつ効率的に実施できるPDCを普及するために設立された組織です。 PDCコンソーシアム PDCを活用し、広範囲に緻密に地盤の液状化に対する強さを知ることで、今後の液状化被害の減災に貢献することを目標としています。 また、PDCコンソーシアム内には、学識者委員会を設立し、PDCによる地盤調査法を新たな液状化調査法として普及・高度化させるための技術的な検討を行っています。 委員には、大学の先生方々をはじめ、独立行政法人の土木研究所、港湾空港技術研究所などの研究機関からも参画して頂いています。