景観に配慮しながら斜面の安全を守る、ジオファイバー工法
平成25年9月、台風18号によってもたらされた集中豪雨により清水寺境内で土砂崩れが発生しました。 清水寺では、過去にも記録的な豪雨による土砂崩れが発生し、ジオファイバー工法により斜面が復旧されました。 このとき復旧された斜面は今回の豪雨に耐え、ジオファイバー工法の優位性が改めて確認されました。 今回の災害復旧工事においても、ジオファイバー工法が採用されています。 【ジオファイバー工法の特長】 ○自然環境に配慮した対策工 →地山補強土工、砂と繊維からなる連続繊維補強土工及び植生工を組み合わせた 環境に優しい法面保護工 ○技術審査証明取得(材料および施工法) ○NETIS登録番号 KT-980183-VE 活用促進技術 ○農業農村整備民間技術情報データベース No.0370 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【清水寺での崩壊斜面復旧工事概要】 ○景観を永年的に保全するためにコンクリート構造物以外での復元が 強く求められる ○自然環境に配慮した対策工としてジオファイバー工法が採用される ○さらに植生繊維や清水寺の四季折々の植生景観に配慮し、 多種多様な樹種を自然な配置で植栽 ○平成11年に復旧工事した箇所の草木は順調に生育し、 施工後10年が経過する頃には、春には桜、秋には紅葉が楽しめる 自然豊かな景観が回復 ○平成25年9月、大型台風直撃の集中豪雨により各所で土砂崩れが発生したが、 ジオファイバー工法で復旧した斜面に異常はみられず、 災害に強い工法であることが証明された ○そこで、今回の復旧工事でもジオファイバー工法が採用された ○長期的に補強効果を保つため、鉄筋挿入工には錆びないステンレス製の 鉄筋を使用し、子安塔の直下斜面にはグラウンドアンカーを併用 ○前回と同様に景観を考慮した植栽工も実施 ○現在、ジオファイバー工法は、日本各地の様々な文化財・史跡の復旧・ 保全に適用されている ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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日特建設株式会社は、昭和20年代に、ダムの地質調査と基礎処理を生業(なりわい)としてスタートしました。 以来、地質に強く、基礎工事を得意とする会社という遺伝子は、環境・防災、維持補修、都市再生の工事を主力とする現在の弊社にも脈々と受け継がれています。 現在、建設業界を取り巻く環境は、東日本大震災の復興工事や政府の国土強靭化策などで好転しているように見えます。 しかしながら中長期的に見ると、厳しさを増すのではないかと考えております。 その中で日特建設は、新生日特建設の創生を掲げた中期経営計画StepIを、安定基盤の構築を掲げたStepIIを完遂しました。 現在は、成長への「挑戦」をテーマに「効率的な収益確保と将来の建設市場の変化を見据えた事業戦略・組織を構築する期間」と掲げた中期経営計画StepIIIに取り組んでいます。 日特建設は、経営理念「基礎工事における総合技術力と効率的な経営で、安全・安心な国土造りに貢献する会社」の下、企業としての社会的責任を果たしていく所存でございます。 今後も、皆さまのご期待に添えるように、より一層の努力を重ねてまいります。