狭い空洞・奥まった空隙を手軽に確実に充填!少量で十分に充填出来るため、大幅なコスト削減に
空洞充填材「アドサーモ」は、小規模の充填工事を簡易に行うために独自開発した空洞充填材です。 「高い流動性」と「注入後の膨張(注入時の1.6~1.7倍)」によって、狭く奥深い空洞でも高い充填性が得られます。 ハンドミキサーなどの小型設備を使って、市販のセメントと混ぜるだけで製造でき、大幅に省力化ができます。 【特長】 ■事後発泡による体積膨張(注入時の1.6~1.7倍に膨張) ■土の約1/2の重量、2~3倍の強度 ■アドサーモに水と市販のセメントを混ぜるだけ ■ハンドミキサーや小型ミキサーで製造可能 ■注入後に体積膨張するため、練り混ぜ量・コストを大幅に削減 ※詳しくはPDFをダウンロードいただくか、お気軽にお問い合わせください。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
アドサーモは、「お施主様へ安心を。工事店様へ便利を。」をコンセプトに開発した商品です。 アドサーモは、高い流動性であるため、狭い空洞にも流し込みができます。 さらに注入後の発泡で1.6~1.7倍に膨張し、しかも膨張中は流動性がありますので、 周囲に圧力負荷をかけずに隙間を埋めるように充填していきます。 硬化すると、密度0.7~0.8gf/cm3で圧縮強度0.8N/mm2になりますので、地山への荷重負荷も低減できます。 製造も簡単で、アドサーモと市販のセメントを、ハンドミキサー等で混ぜるだけです。 セメント25kg1袋に対応するアドサーモは、0.9kg/袋でコンパクトです。 さらに、注入後に1.6~1.7倍に膨張するため、製造量は、一般のセメントミルクやエアミルクと比較して約40%も削減できます。
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
※数量によって納期が変動しますので、お気軽にお問合せ下さい。
用途/実績例
○道路下空洞充填 ○沈下修正工事の隙間充填 ○トンネル背面空洞の充填 ○建物下の地盤沈下による空洞充填 ○擁壁背面空洞の充填 ○地下埋設管の埋戻し ○法面吹付け背面空洞の充填 ○小規模陥没孔の充填 など、様々な地中空洞の充填工事に利用できます。
詳細情報
-
流動性 高い流動性を持っており、狭い隙間にも流入します。
-
膨張性 アドサーモは、注入後に1~2時間でゆっくりと膨張します。膨張中は流動性があるため、周囲に圧力がかからず空隙のある方向に広がって行きます。最終的に1.6~1.7倍に膨らみ、隙間のない充填ができます。また、膨張するため、製造量は約40%も削減できます。
-
施工例(ハンドミキサー) ハンドミキサーを使った施工。アドサーモ1袋+セメント1袋で練り量は45Lで、膨張後の出来高は約75Lになります。
-
施工例(グラウトミキサー) 高速グラウトミキサーを使用すると、2~3セット分を練れます。2セットの場合、練り量約90L、膨張後の出来高量約150L。3セットの場合、練り量約135L、膨張後の出来高量約220L。
-
注入状況 床下空洞への注入の様子です(小型圧送ポンプ使用)。高い流動性がありますので戸建住宅の大きさですと、建物側面からの流し込みで奥まで流入します。床面積が大きい場合には、床面にコア削穴し、そこから流し込みます。
-
注入例(トンネル背面空洞充填) 削穴を行い、圧送ポンプで注入します。
-
製品荷姿 内容量0.89kgのビニ袋で、この1袋に対しセメント1袋(25kg)を使用します。計量手間がなく便利です。
-
発送時の荷姿 アドサーモは、0.89kg/袋×14袋が1セットです。1セットは1m3分(膨張後の容積)となります。写真の左は1セット(1m3分)の荷姿、右は2セット(2m3分)の荷姿です。コンパクトで保管も輸送も場所を取りません。
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
サンソー技研株式会社は、土木・建築分野で安心できる生活の基盤づくりに活用できる材料を扱っています。 空洞充填用の特殊グラウト材サーモコン、小規模の充填工事に最適なアドサーモ、コンクリートのひび割れ補修材H2クラックメンテ、汚泥固化減容技術のクリラック処理などをはじめ、どれも高性能でユニークな材料で、構造物の保守・保全および工事現場に役立つものばかりです。 また、無機系材料、建築土木用材料に関わる開発もしています。 「こんな用途に適した材料はないか?」「材料の改良がしたい。」など気軽にお問い合わせ下さい。