環境とコスト縮減に対応した鋼製法枠護岸
本工法は軽量な本体シートを継手金具・ボルトで組立て法枠とし、中詰材を充填して治水機能を維持する護岸工法です。部材は軽量で、組立・敷設はボルト緊結のみの簡単な作業であり、上蓋を設置する場合もスーパークリップを用いて簡単に結合できるなど施工性に優れています。
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基本情報
高耐食性鋼板を使用する軽量法枠で、枠内に土砂などの中詰材を充填する多自然護岸法覆工です。中詰材が岩石の場合はかごマット・栗石粗朶工・柳枝工などの代わりに、客土の場合は覆土ブロックの代わりに使用できます。組立・敷設には重機を必要とせず、人力のみの組立が可能です。このため、橋梁の下部工や既設護岸の緑化工に使用されています。
価格情報
規格・数量により価格が変動します。
納期
~ 1ヶ月
※数量によって納期が変動します。
用途/実績例
国土交通省11カ所(H-300~H-200)、宮城県4カ所(H-300)、鉄道建設整備支援機構2カ所(H-250)、大牟田市4カ所(H-300)、福岡県1カ所(H-300)、神奈川県2カ所(H-300)
詳細情報
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笠木取付タイプ 笠木丸太は周辺の景観や環境から採用の判断を行う。なお、中詰材が詰石で、上蓋金網が無い場合は石の飛び出しを防ぐために笠木丸太を使用するのが望ましい。使用する丸太は径75~100mm程度の間伐材で、本体シートに特殊金具で固定する。
ラインアップ(3)
型番 | 概要 |
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H-200 | 形状寸法 0.2×(1.0~1.5)×2.0m 法面勾配 θ≧1:2.0 流速 v≦4.0m/s 中詰材粒径 5~15cm 適用工種 護岸法覆工 |
H-300 | 形状寸法 0.3×(1.0~1.5)×2.0m 法面勾配 θ≧1:2.0 流速 v≦5.0m/s 中詰材粒径 5~15cm 適用工種 護岸法覆工 |
H-450 | 形状寸法 0.45×(10.~1.5)×2.0m 法勾配 θ≧1:2.0 流速 v≦5.0m/s 中詰材粒径 15~20cm 適用工種 護岸法覆工・護床工 |
企業情報
東王技研株式会社は「先進の技術と創造」を社是とし知識集約的企業として昭和54年7月に設立されました。 会社事業の主な内容は護岸の新工法と製品の開発・普及で、独自の着想で業界でも希有な護岸工法・製品を数多く開発し、施工実績を重ね、独創的工法・製品としての評価を頂いております。 特に近年における「多自然型川づくり」工法の推進では、我国の伝統的河川工法を省力・省資源とコスト縮減や環境に配慮・改善した新工法と資材の開発に努めております。また、工業所有権出願やNETISへの積極的な登録によって営業の推進を図り、各地企業への実施権許諾や異業種との業務提携等により事業拡大を目指しております。 最近は土木建設資材だけでなく、地球環境を考えた個人向け製品も開発・販売しております。