播種工と組み合わせることでバラエティーに富んだ木本群落を造成しつつ、CO2吸収源を早期に成立させる低炭素型工法
コンテナ苗(ポット苗)や現場周辺で採取した山取苗を、植生基材吹付工を用いて吹付植栽する工法です。植穴の掘削が不要で、雨水などの浸透による地山の風化を防止できるため、法面を不安定化させる心配がありません。 市販のポット苗を利用する「ポット苗吹付タイプ」と,施工地周辺の地域性苗木を有効活用する「山取苗吹付タイプ」があります。 山取苗吹付工法は、吹付植栽で苗木を法面に固定できるので、通常の苗木植栽が困難な岩盤法面にも植栽可能で、播種工(植生基材吹付工)との組み合わせにより多様性豊かな緑を創造できます。
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基本情報
【特徴】 〇法面を不安定化させない 法面に植栽するとき、柵等の構造物を設置したり厚い客土を行うと、構造物の劣化や地山の風化に伴って法面が不安定化します。苗木吹付植栽工法は、植生基材吹付工で植栽する簡易な工法なので、法面が不安定化する要因を作りません。 〇植栽に時間がからない 機械施工法である吹付工により、苗木を効率よく植栽できます。 〇高い活着率 保水性の高い有機質系植生基材吹付工で吹付植栽するので、施工後に散水管理を行わなくても良好な活着が期待できます。 〇岩盤法面にも植栽可能 岩盤の節理に苗木の根を挟み込んで吹付植栽することにより、植穴を掘ることができない岩盤法面にも植栽できます。 〇バラエティに富んだ緑の形成 播種工では導入が難しい樹種や花木等を使用できるため、播種工との組合せによりバラエティに富んだ緑環境を創造できます。 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをご覧ください。
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弊社は創業以来、道路、鉄道、ダム、発電所などの建設およびその関連事業を通して、わが国の社会資本整備の一翼を担ってまいりました。 また、「環境アセスメント」の思想をいち早く取り入れ、自然と社会との調和を図りながら法面事業、地中事業、ロック事業、リフォーム事業、エネルギー環境関連事業、耐火材製造事業における特殊専門技術を活かした事業を推進してまいりました。 さらに、「SDGs」や「ネイチャーポジティブ」にも積極的に取り組み、環境負荷の低減や防災機能の強靭化を目指す新工法・新技術の開発により、地球環境の保全、持続可能な社会の実現に貢献していきたいと考えています。 今後も「生活基盤整備」「環境保全」などの事業を通じて、豊かな生活環境を創造し、社会に貢献していくことを使命として、多くのステークホルダーに「より高い満足感」を感じてもらえるような、ユニークなグッドカンパニーを目指してまいります。