港湾・沿岸域における厳しい環境条件においても耐久性に富み,防食の必要性がなく,ミニマムメンテナンスに寄与する港湾構造物です。
港湾用PC矢板は,JIS A5373で規格化された波形プレストレストコンクリート矢板(呼び幅1250mm)です。 港湾用PC矢板の用途は、護岸、根固め、斜面堤体の円弧滑りの防止用、岸壁、物揚場、導流堤および防波堤等多岐にわたって使用できます。 また、工場での厳しい品質管理体制のもとに、プレテンション方式によってプレストレスが導入され、高品質なコンクリートが使用されるため、耐久性および美観に優れています。 NETIS登録(KTK−060005−A)
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基本情報
【特徴】 1) 海洋環境下で耐用年数50年以上の仕様を確保しているため,経済的です。 2) プレストレスを導入しひび割れが生じないため、耐腐食性に優れ,長期的な性能(耐久性・美観)が保証されます。 3) 波形の断面形状により断面剛性が高く,地震時の杭頭部変位を小さく抑えることができます。 4) 管理の行き届いたPC工場での製品であるため品質に優れています。 【施工方法】 PC矢板の打ち込みは,N値25程度までの砂質地盤では、バイブロハンマ工法やバイブロ・ウォータージェット併用工法などが,一般的に採用されています。 【部材形状】 部材幅:1250mm、部材高:350〜1200mm、最大部材長:25m 【マニュアル】 (財)沿岸技術研究センターより「港湾用PC矢板技術マニュアル 2000年9月」が発行されています。 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください
価格情報
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納期
用途/実績例
【用途】 矢板護岸工事、係船岸壁工事 等 【実績】 工事名 発注者 平成13年度河修 第1号河川改修工事 大分県大分土木事務所 長堂河河川改修工事 沖縄県南部土木事務所 マテリアル6号桟橋工事 三菱マテリアル(株)九州工場
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港湾PC構造物研究会は、沿岸開発に関する分野にプレストレストコンクリート(PC)技術を応用することを目的として、平成元年8月に設立されました。 以来、広く海洋港湾構造物に携わる企業・機関の能力を総合し、国土交通省をはじめとする公的諸機関のご指導を得ながら、港湾PC構造物の普及と開発に取り組んでいます。 さらに海と人の新しい関係を構築するため、グローバルな視野に基づいて、幅広い活動を推進しています。